絢瀬絵里/故事/13話 音ノ木坂退学事件!
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| (絵里さんが音ノ木坂を退学になるなんて……うそだよね、 うそだって言って……!) | ||
| はあっ、はあっ、はあっ……待ってて、お姉ちゃん 2 + | ||
| 絵里さんっ! | ||
| お姉ちゃんっ! 4 | ||
| 二人とも……!! どうしたの、そんなに慌てて 5 + | ||
| 落ち着いていられないよ、だって絵里さんが…… 絵里さんが退学になっちゃうんでしょ!? | ||
| 退学? 私が? 6 | ||
| ふふっ、びっくりした! まさか、私が退学することになってたなんて! 8 + | ||
| わ、笑い事じゃないよ! 本当に退学になっちゃうのかと…… | ||
| 亜里沙の聞き間違いだったみたい……ごめんね 9 | ||
| 二人とも、心配かけてごめんなさい。 ソロライブを実現するために、どうしてもこうするしかなくて…… 10 | ||
| 理事長の承認はもらえなかったってこと? | ||
| 承認をもらうために、理事長の帰国を待つ時間はなかったから、 申請書類のデータを送っておいたの 11 | ||
| 留守電に連絡もしたけれど、 メッセージは残っていなかったみたいで……おかしいわね 12 | ||
| そうだったんだ…… | ||
| 理事長は、すぐに承認できなくて申し訳なかった、 って言ってくれたけれど…… それでも、承認を受けずに強行したことは、いけないことだわ 13 | ||
| お姉ちゃん、怒られちゃった? 14 | ||
| 注意は受けたけれど…… おかげさまで、退学はしないですみそうよ 15 | ||
| よかった…… | ||
| それにしても…… まさか二人が、そんなに私のことを心配してくれていたなんて、 知らなかったわ 16 | ||
| 当たり前だよ! 音ノ木坂から絵里さんがいなくなったら…… | ||
| μ'sが成り立たない | ||
| μ'sは成り立たなくなっちゃうよ。 9人が揃って、μ'sなんだから | ||
| そうね。私だけがいなくなって、 みんなに迷惑をかけるわけにはいかないわ 17 | ||
| もう会えなくなっちゃう | ||
| もう会えなくなっちゃうよ。 絵里さんの手伝いができなくなっちゃう…… | ||
| そう? もし私がいなくなったとしても、 キミに会いに行くことはできるわよ? 18 + | ||
| ううっ……、 喜んでいいような、よくないような…… | ||
| お姉ちゃんは音ノ木坂を退学にならないし、 μ'sをやめることもないんだね。 よかった…… 19 | ||
| 亜里沙ちゃん、もう心配いらないね | ||
| うん! でも…… 20 + | ||
| でも? 21 | ||
| でも、「ショブン」だって電話で言ってたから…… 22 | ||
| 「ショブン」って……処分のことだよね? | ||
| そう…… そのことについて、二人に相談に乗ってほしいの! 23 | ||