絢瀬絵里/故事/20話 乗り越えた、その先に
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| ねえ、新しい振付表を見てちょうだい! ダンスが全部決まったの♪ 1 | |
| 絵里さん、この振り付けって、今までのと全然違うよ!? | |
| ええ。この間考えていたものとは、全く別のものにしたわ 2 + | |
| にこと真姫にも相談して、3人の個性が光るように変更したの 3 | |
| 当然! ニコと真姫のパートだけ重視したって、意味がないもの。 3人でBiBiなんだからね 4 | |
| ……っていう割には、 ずいぶん難易度が高いダンスのような気がするんだけど? 5 | |
| ホント、これって絵里専用じゃないの? 6 | |
| あら、できない? これぞBiBi!っていう最高のダンスを用意したのに 7 | |
| 私が代わりに二人の分まで踊りましょうか? 私のソロライブみたいになっちゃうけど♪ 8 | |
| なっ……! そんなの、絶対ダメ! 9 + | |
| これくらいニコニーにだってできるわ!! 10 | |
| ふふっ、そう来なくっちゃ♪ 11 + | |
| なんか……絵里さん、ちょっと変わったね | |
| ふふ。なんだか、肩の荷が下りた気分よ。 一人で勝手に背負っていたのね 12 + | |
| きっとパフォーマンスにも現れると思うわ。 リラックスして臨めそうなの 13 | |
| よかった……! | |
| ライブまで日がないから、急ピッチで準備を進めるわ 14 | |
| ライブ直前まで、キミには私の成長する姿を見てもらいたいの 15 | |
| うん……頑張って、絵里さん!! | |
| 絵里、もうすぐライブがはじまるわよ。 準備はいい? 18 | |
| ええ。すぐ行くから、先に行っててくれる? 19 | |
| 分かったわ 20 | |
| いよいよだね、絵里さん | |
| ………… 21 | |
| 絵里さん? | |
| ……あ、ごめんなさい。 少し考え事をしていたの 22 | |
| これまで大切な存在を守ることに、意識が向きがちだったから…… もっと、一緒に先へ進むことを考えていきたいな、って 24 | |
| 絵里さん…… | |
| もっと攻めなくちゃだね | |
| 守るだけじゃなくて、もっと攻めなくちゃだね | |
| ふふっ、キミの言う通りよ。 これからはもっと攻めていくわ♪ 25 + | |
| 大切な存在って? | |
| 大切な存在って、にこさんと真姫ちゃんのこと? | |
| にこと真姫はもちろん、仲間のみんなのことでもあるわ。 もちろん、キミのことでも……ね♪ 26 | |
| 今日はしずくも見にきてくれてるの。 教わったことを活かして、今日は最高のライブにするわ! 27 + | |
| うん! いってらっしゃい、絵里さん! | |
| みんな! 今日は来てくれてありがとう! 29 | |
| 今回のライブの準備期間は、色々なことがあったの。 上手くいかないこともあって…… 31 | |
| でも、悩んだ期間が、私自身を成長させてくれた気がするの 32 | |
| 困難を乗り越えて、このステージに立つ瞬間は…… もう、ほんっとうに最高よ! 33 | |
| BiBiのライブは、 にこが主役でもあり、真姫が主役でもあり、私が主役でもあるの 34 | |
| 私たちなら、もっともっと最高のライブにできるはず。 この想いを胸に、今日までやってきたわ 35 | |
| お互いを信じ合えるからこそ、パフォーマンスを追求できたの 36 | |
| それぞれの個性があふれる、BiBiのライブを、ぜひ楽しんでね♪ 37 | |
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