絢瀬絵里/故事/27話 絵里の背中
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| いい天気で本当によかった。 この後はビーチバレーね。負けないわよ♪ 1 | |
| うん! 私だって負けない―― | |
| わーっ、ボールが海に! | |
| 大丈夫、私が取りに行くわ 3 | |
| 絵里さん、気をつけてね! | |
| きゃっ! 6 | |
| 絵里さん、大丈夫!? + | |
| ええ、大丈夫! でも…… ふふっ、髪までびしょぬれ! 8 + | |
| 大丈夫そうでよかった。 今タオル持ってくるね | |
| 夏だもの、少ししたら乾くわ。 そんなに心配しなくても 9 | |
| でも、絵里さんが冷えたらイヤだから。 すぐ戻ってくるよ | |
| キミに髪をふいてもらうなんて 11 | |
| 改めてこうやって見ると…… 絵里さんの髪って、すごく綺麗 | |
| そう? なんだか照れちゃうわ 12 + | |
| あれ? 絵里さん、腕の後ろ側に小さなアザが…… | |
| ああ、それは、 練習中にバランスを崩して壁にぶつかってしまって。 でも、もう目立たなくなったでしょう? 13 + | |
| うん…… | |
| どうしたの? 浮かない顔をして 14 + | |
| 全然気づかなかった | |
| アザができてたなんて、全然気づかなかった……。 絵里さん、痛かっただろうなあって思って | |
| もう前のことだし、全然平気よ。 気を遣ってくれてありがとう 15 | |
| 絵里さん、頑張ってるんだなあ | |
| 絵里さん、頑張ってるんだなあって…… | |
| 好きでやってるんだもの、これくらいのアザ どうってことないわ♪ 16 | |
| 私、みんながもっと安全に練習できるように、 もう一度練習の場所と内容を点検してみる | |
| キミが気にする必要はないのだけど…… 私も気をつけるわ 17 + | |
| 勉強も部活もこの間のスクールアイドル新聞作りも、 絵里さんはいつでも全力だから、 私もできることをしなくちゃ | |
| 普段から根を詰めて活動しているつもりはないけれど、 キミに優しい言葉をかけてもらえると ホッとするの 19 | |
| キミの優しさは、私にとっての宝物だわ。 いつも本当にありがとう……♪ 20 | |
| そんな、大げさだよ……! | |
| そうだ! この後、まだ時間あるかしら? 21 | |
| 私から、キミにプレゼントがあるの♪ 22 | |