西木野真姫/故事/27話 こんなところで!?
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| うーん…… 真姫ちゃんについてこないでって 言われちゃったな | |
| くよくよしてても仕方ない! 時間もあるし、帰っておやつでも作ろうかな | |
| えっと、パンケーキの材料は……っと | |
| あ、あなた……!! 1 | |
| あれ、真姫ちゃん!? | |
| もしかして、ついてきたの!? ついてこないでって言ったのに! 2 | |
| ご、誤解だよ! 私はおやつでも作ろうかなと思って来ただけで + | |
| ……本当に? やましいことはない? 3 | |
| やましいことなんて、何もないよ! 絶対ない! | |
| はあ……。 まさかあなたもここに来るなんて 4 + | |
| あなたにバレるのも、 時間の問題だったのかもしれないわ 5 | |
| バレるって、何が? | |
| 私が挑戦したいって言ってたのは、料理のことだったの。 料理はあんまりしないから、得意じゃなくて 6 | |
| そうだったの? それなら、言ってくれたらよかったのに | |
| だって、料理ができないなんて恥ずかしいし……。 料理に挑戦なんて、大げさだって思うでしょ? 7 | |
| 料理って難しい | |
| 料理って難しいよね。 私も簡単なものしか作れないよ | |
| 本当? 私だけが困ってるわけじゃないのね 9 + | |
| 大げさなんかじゃない | |
| 大げさなんかじゃないよ。 できないことを克服しようとする真姫ちゃんは えらいと思う! | |
| あなたって、本当に優しいんだから。 ……ありがと 10 + | |
| これからは少しずつ時間を作って、 料理の練習をしようと思っているの 11 | |
| 今までやってこなかったから、 あまり上達しないかもしれないけど 12 | |
| そんなことない! 千里の道も一歩からだよ、 いつかは料理上手になれるはず | |
| ふふ、そうね。 頑張るわ 13 + | |
| 真姫ちゃん、 私も料理できるようになりたいんだ。 一緒にやってもいい? | |
| え、もちろんいいけど……。 私が下手でも笑わない? 14 + | |
| 笑うわけないじゃん。 何を作るか決めてある? | |
| レシピと買い物リストは用意してあるわ 15 | |
| じゃあ、一緒に買い物から。 よろしくね、真姫ちゃん | |
| ええ。 ……ありがとう♪ 16 + | |