近江彼方/故事/22話 二人だけのピクニック
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| はあ~、彼方ちゃん、幸せだな~。 お天気もいいし、風も気持ちいいし、 あなたもいるし~ 1 + | ||
| これ、おいしい! | ||
| あ、彼方さん、これおいしい~! このブロッコリーを炒めたやつ、和風な味がする! | ||
| それね、和風炒めにしたんだ。 鰹節とゴマとちょっとの麺つゆで味付けしてみたの~ 2 + | ||
| 変わった味がする! | ||
| あ、これ変わった味がする。すごく好き! | ||
| お、気付いちゃいましたか~? それ、彼方ちゃんの新作レシピ~ 3 + | ||
| そうなんだ。すっごくおいしいよ~! | ||
| えへへ~、あなたのお口にあったなら 彼方ちゃん、ますます幸せ~ 4 + | ||
| でも、せっかくの休日なのに お弁当作らせちゃって、なんだか申し訳ないよ | ||
| そんなこと言わないで。 今日は彼方ちゃんが誘ったんだから、おもてなしされててよ~ 5 | ||
| おもてなししてもらうようなこと、したっけ? | ||
| うーん…… そういうわかってないあなたも好きだけど、ちゃんと説明させて 6 + | ||
| 彼方ちゃんね、あなたに言われなきゃ、 ファンクラブ作ろうって気持ちにはならなかったと思うの 8 | ||
| でも、あなたの言う通りにして本当によかった 9 | ||
| すやすや実況も夢の世界のライブも、す~っごく楽しかったんだ。 これってファンクラブがなかったらできなかったことでしょ? 10 + | ||
| 彼方ちゃんがますます楽しくなるような場所を作ってくれた あなたには、本当に感謝してるんだ 11 | ||
| うーん、それはやっぱり、私の功績じゃないよ。 だって、私は彼方さんのファンのみんなが望んでることを 提案しただけだもの | ||
| やるって決めたのは彼方さんだし、 みんなが喜ぶことをしてるのは彼方さんだから | ||
| え~、やっぱりあなたの功績じゃない? 12 + | ||
| 彼方さんだよ | ||
| む~……。まあいいや。 とにかく、彼方ちゃんはあなたにありがとー、って伝えたいし、 今日はおもてなしをしたいのです 13 + | ||
| だから、お弁当のあとはデザートだよ~ 15 + | ||
| デザートまで!? | ||
| えへへ~、張り切っちゃった。 遥ちゃんもびっくりしてたよ。 デザートまで作るなんて、いつもより気合いが入ってるね、って 16 + | ||
| 私もびっくり…… | ||
| ふふ。だって、彼方ちゃんにとって 今日は大切なおもてなしの日だからね♪ 17 + | ||
| 彼方さん、ありがとう。 今日はお言葉に甘えさせていただきます! | ||
| よろしい。じゃあじゃあ~、 彼方ちゃん特製シュークリームも食べて。 生クリームとカスタードの下にはね~…… 19 + | ||
| あむ……。プリンだ! | ||
| そう! プリンを忍ばせたの~。 えへへ、おいしいものは、たくさんあったほうがいいもんね~ 20 | ||
| さあさあ、彼方ちゃんのおもてなしを味わって~! 21 + | ||