近江彼方/故事/4話 意外な特技
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 今日の学食、何食べようかな~。お肉、お魚…… たまには趣向を変えてサンドイッチとか…… | ||
| なやめる子羊よ、なんじに救いを与えよう~…… 2 | ||
| うわーっ! か、彼方さん!? びっくりした……背後から突然抱き着くのはやめて! 心臓止まるかと思ったから! | ||
| あなた、あったかいね~。 今日のだきまくらはあなたに決定~…… 3 | ||
| ひええっ! さわさわしないで! | ||
| ……そ、それで、一体どうしたの? 今日はお昼寝はしないの? | ||
| するよ~でも、その前にこれ、あなたに渡したくて~…… 6 | ||
| ? これは……お弁当? | ||
| 食べて~ 7 | ||
| えっ、いいの!? ありがとう……でも、どうして私に? | ||
| うち、火曜と木曜、お弁当で、 いつも自分のと遥ちゃんのと一緒に作ってるんだけど…… 8 | ||
| 今日は遥ちゃん、お弁当無しって言ってたの忘れて、 うっかり作っちゃったんだよね~……てへ 9 | ||
| お弁当、自分で作ってるの!? | ||
| お弁当、自分で作ってるの!? すごい! 私もたまにお弁当持って来るけど、 作るのはお母さんに任せっぱなしだよ…… | ||
| ふふふ♪ 彼方ちゃん、お料理の腕には自信があるのですよ~……♪ 10 | ||
| 料理得意なんだ! | ||
| へえ~、彼方さん、料理得意なんだ! なんか意外…… | ||
| ふっ、能ある鷹は爪を隠す…… 意外性のあるオンナ、彼方ちゃん……☆ 11 | ||
| 作ったからには食べないと、だけど…… さすがに1人でお弁当2人分食べるのはきついから…… あなたにおすそわけ~ 12 | ||
| そういうことだったんだね。 本当にいいの? 私が食べて…… | ||
| いいの~。だから持ってきたんだもん。 遠慮しないでお食べなさ~い……♪ 13 | ||
| じゃあ、いただきます! | ||
| どぞどぞ~ 14 | ||
| ……うわ~! 可愛い! おにぎり、混ぜご飯なんだね。 ピンクはしゃけ、緑は青菜かな…… これ、もしかして具もちゃんと用意したの? | ||
| うん。しゃけの切り身を焼いて~…… おしょうゆとごまを入れて~、 青菜はゆでて刻んで塩ごはんとまぜた~…… 15 + | ||
| 瓶詰めを使っちゃってもいいのに、わざわざ……! | ||
| からあげはジューシー、ブロッコリーのマリネはさっぱり…… うずらの卵とミニトマトの串も……あっ! たまごに顔が彫ってある! | ||
| 美味しいよ~、彼方さん! 彼方さんがこんなに料理が上手いなんて…… 普段のぼんやり具合からは想像もつかないよ! | ||
| えへへ~……♪ もっともっとほめるがよい……♪ 16 | ||
| いいなぁ、遥ちゃん。 お姉さんがこんなに料理上手な上に、 とっても可愛いスクールアイドルだなんて…… | ||
| ……お姉ちゃんにはなれないけど、 お弁当はまた作ってきてあげるよ~ 17 | ||
| ほんとに!? ……けど、さすがに3人分作るのは大変だろうし、 申し訳ないよ…… | ||
| 平気だよ~。2人も3人もそんな変わんないし~…… その代わり、食べ終わったらだきまくらになっておくれ~ 18 | ||
| え!? 抱き枕って本気で言ってたの!? | ||