近江彼方/故事/8話 青天の霹靂!
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| いただきま~す。たまには中庭でお昼も悪くないよね | ||
| そうだね。天気はいいし、風も気持ちいいし 1 | ||
| いた……たすけて……彼方ちゃんもうダメ…… 4 | ||
| 彼方さん!? どうしたの!? | ||
| 彼方ちゃんもう生きていけない〜うあ〜ん! 5 + | ||
| か、彼方さん落ち着いて! この世の終わりみたいな顔になっちゃってますよ! 6 | ||
| だってこの世の終わりだもん~、もう生きていけないよ~ 7 | ||
| な、なにがあったの? | ||
| あのね、遥ちゃんがね〜…… 8 | ||
| 遥ちゃんが、どうしたの? | ||
| 今朝、お弁当を受け取ってくれなかった……! 9 | ||
| なるほど、お弁当を受け取って……ん、お弁当? | ||
| うん、お弁当。こんなこと初めてで……目の前が真っ暗だよ…… 10 | ||
| え、え~と……それだけ? | ||
| それだけって、これ以上なにかあったら本当に死んじゃうよ~ 11 | ||
| それだけ、なんて言い方ダメだよ。彼方さんにとっては、 大問題なんだよ。私だって、あなたのために作ってきた お弁当を受け取ってもらえなかったら彼方さんみたいになるよ! 12 | ||
| え、ええ!? | ||
| ケンカでもしたんですか? 彼方さん 13 | ||
| ケンカなんてしてないよ、いつも仲良しなんだから…… 14 | ||
| じゃあなんで……もう少し詳しく教えてくれる? | ||
| いつものように早起きして 遥ちゃんのために、心をこめてお弁当を作ったの。 今日の卵焼き綺麗に焼けて100点満点だったのに…… 15 | ||
| なのに、自分の分は自分で作るから、 お姉ちゃんはもう作らなくていいって、 おっきなおにぎりを自分で作って持っていっちゃった…… 16 | ||
| ん~、無意識になにかしちゃったのかなあ…… | ||
| こんなに遥ちゃんラブな彼方ちゃんが、 そんなことするはずないよぉ~ 17 | ||
| それもそうか…… | ||
| 反抗期なのかな? それとも遥ちゃんに嫌われちゃった? もしそうだったら生きていけないよ…… 18 + | ||
| せっかくイベントでみんなに元気いっぱいもらったのに、 全部なくなっちゃった……。私、本当にどうしよう…… これからスクールアイドルやれる気がしないよ…… 19 | ||
| それは大変だ | ||
| それは大変だ…… | ||
| 一体どうしちゃったんだろう…… やっぱり知らないうちになにかしちゃったのかな? 20 | ||
| 本当に心当たりない? | ||
| うーん……本当に心当たりがないか、 もう一度よーく思い出してみて? | ||
| んん〜〜〜〜……おやすみを言うときは 遥ちゃん普通だったんだよ〜 21 | ||
| 今朝も、別に怒ってる感じではなかったんだよね…… だから、全然わからなくて混乱してる 22 | ||
| もうダメ……今日はもう何もしたくない…… 悪いけど、今日は部活休ませてもらうね 23 | ||
| 彼方さん、私すっごく気持ちわかります。 でもあまり思いつめないでくださいね…… 24 | ||
| うん、ありがとね、歩夢ちゃん…… 25 + | ||