青春のアイススケート/第4話
角色 | 文字 |
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せつ菜 | アイススケート対決、 第2回戦は曜さんvs鞠莉さんの フィギュアスケート対決です! 1 |
真姫 | フィギュアスケートなんて2人ともできるの? 2 |
鞠莉 | ノープロブレム! 凛とせっちゃんの熱いバトルを観て、 マリーのパッションもバーニング! 今なら何でもできる気がするわ! 3 |
曜 | フィギュアの試合を参考に、 ジャンプとか回転とかやったことあるから大丈夫! 頭の中でだけど! 4 |
凛 | ところで、フィギュアスケートの勝ち負けって、 どうやって決めるの? 点数で決まるんだっけ? 5 |
せつ菜 | はい。でも、今回は正式なフィギュアの試合という わけではないので、3分間でより多く技を披露したほうの勝ち、 ということでどうでしょう? 6 + |
かすみ | いいんじゃないですか? 分かりやすくて 7 |
曜 | とにかくいっぱい技を出せばいいってことだね! 8 |
鞠莉 | オーライ! マリーのスケートスキル、たっぷり見せてあげる♪ 9 |
せつ菜 | 決まりですね。では始めましょう! フィギュアスケート対決、スタートです! 10 + |
鞠莉 | レッツ エンジョイ スケート♪ 出し惜しみはしないわ! 行くわよ~……! 12 + |
鞠莉 | スペシャルムーブ、レイバック――――マリバウアー! 13 + |
鞠莉 | うふふ♪ 小さい頃に遊びでやったきりだったけど、意外とできるものね! 14 |
せつ菜 | あ、あの足を開き背中を大きく反らした滑り方は! オリンピックでも披露された、かの有名な……! 15 |
鞠莉 | このゲーム、ヴィクトリーはマリーがいただきデース☆ 16 |
かすみ | ひえ~っ! なんであんな体勢で滑れるんですか!? 観てるこっちが怖いですよ~! 17 |
曜 | やるねぇ、鞠莉ちゃん! 私も負けてられないな! よっ! それ~っ! 18 |
凛 | うわっ! 曜さんすごい! 片足あんなに上げたままくるくる回って…… プロのフィギュア選手みたいにゃ~! 19 + |
曜 | 思ったよりずっと滑れてる! これならできるかな、 テレビでも観た……ト、トリプルアクセル、とか…… よし、やってみよう! 20 + |
曜 | 3回転半、だよね……いくぞ~、 せーの……と――うっ! 21 + |
せつ菜・かすみ・凛・真姫 | !! 22 |
曜 | や、やった、でき――――うあ、わああっ! 23 + |
曜 | ……いったたた~、失敗……あはは。 やっぱり素人ができるもんじゃないよね~ 24 |
曜 | 回転も足りなかったのかな……でも、2回くらいは回れたかも? 25 |
せつ菜 | 技の数は鞠莉さんが8、曜さんが6……ということで、 第2回戦、勝者は鞠莉さんです! 27 + |
鞠莉 | イエーイ♪ サンキュー♪ アイム ワンダフォー♪♪ 28 |
真姫 | すごかったわね。あのあとも大技をどんどん繰り出して…… なんかもう、派手というかひたすらインパクト重視というか 29 |
鞠莉 | 観客を魅了してこそフィギュアスケートでしょ♪ 30 |
凛 | 曜さん、大丈夫? 転んだ時、腰とか膝とか、打ったんじゃない? 31 |
かすみ | つらいなら無理しないで座ってたほうがいいんじゃないですか? あ、別に心配してるわけじゃないですから! 倒れられても面倒ってだけで! 32 + |
曜 | 平気平気~。ちゃんと受け身取ったから、なんとも無いよ。 ありがとね♪ 33 |
曜 | 勝てなかったのは残念だけど、楽しかったな~。 もし次があったら、今度はジャンプ、成功させたいなぁ♪ 34 |