青春のアイススケート/第6話
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2人とも、頑張るにゃ~♪ 0 + |
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ちょっと待って! 分かった、分かったから押さないで―――― う、うわあああっ! 2 |
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ひえええ! 足がふらふらする! ど、どうすればいいのこれ~っ!! 3 |
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かすみさん! 背中を伸ばして! 4 |
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無理無理無理無理無理! 動いたら転ぶ! 動いたら――――ぎゃうっ!! 5 + |
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かすみちゃん! 大丈夫!? 6 + |
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いや~~~~っ!! 7 |
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え? ま、真姫!? そのまま行ったら壁にぶつかっちゃうわよ! 止まって! 8 + |
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む、無理……今、足、動かせな――――うぐっ! 9 + |
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真姫ちゃーん! 10 + |
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オーマイガッ……2人とも本当に滑れないの!? 11 + |
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ううう、鼻がじんじんする…… 13 + |
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ちょっと赤くなってるね。 骨に異常は無さそうだけど…… 14 |
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真姫ちゃん、スケートできなかったんだっけ? 15 |
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そ、そういうわけじゃ――――いたっ! 16 + |
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……足? 真姫、足が痛いの? 大変だわ。ちょっと見せて 17 |
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あっ 18 |
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んん? 足首の後ろに絆創膏が…… もしかして、靴擦れ? 19 |
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靴擦れ……それで足を動かせなかったんですね。 でも、それならどうして今日来てくださったんですか? 20 + |
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……言ったでしょ。凛が行きたがってたからよ。 みんな行けないって分かった時、自分も行くのを 諦めようとしてたんだもの。すごく残念そうに…… 21 |
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そんな顔見ちゃったら、行かせてあげたいって思うじゃない。 それに、私だって……凛と一緒にスケート、 行きたいなって思ったから…… 22 |
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真姫ちゃん、そんなに凛のこと考えてくれてたんだね…… 真姫ちゃん、ありがとう! 大好きにゃ~! さっきは無理矢理滑らせて、ごめんね…… 23 + |
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いいわよ、別に。 私こそ……靴擦れのこと、黙っててごめんなさい 24 |
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そういうことだったんだね……。 じゃあもしかして、かすみちゃんもけがを我慢してるとか? 25 |
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いえ、かすみさんは恐らく本当に滑れないかと。 ですよね? 26 + |
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……ううう、そうですよ~っ! スケートなんて一度もやったこと無いです! こんな立つのも難しいなんて知らなかったんですよぉ~っ! 27 + |
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それならそうと正直に言えば良かったのに。 誰も笑ったりしないわよ? 28 + |
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笑われるとかそういう問題では無いです! これは超絶可憐なスクールアイドル・かすみんとしての プライドの問題なんです! 29 + |
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う~ん……でもそうなると、このあとの勝負は私と鞠莉ちゃん、 凛ちゃん、せつ菜ちゃんでやるしか無いかなぁ 30 + |
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……いいえ、 なんとか真姫さんとかすみさんにも参加してもらいたいんです 31 + |
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でも、真姫ちゃんはけがしてるし、 かすみんもまだちゃんと滑れないって…… 32 |
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分かっています。でも……でも、 ここにいる全員でやろうと決めたことじゃないですか! 誰一人欠けることなく、最後まで走り抜けたいんです! 33 + |
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青春のスケートリンクは、 そこを滑る全員の想いを受けて初めて輝くんです! アニメでもそう言ってました! 34 + |
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いいセリフだと思ったらやっぱりアニメですか! 35 + |
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何か方法が……あっ、そうだ! いいことを思いつきました! 36 + |