高海千歌/知らない海
外觀
< 高海千歌
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| うーん、良いお天気だぁ~♪ 1 | ||
| ほんとだね。 やっぱり内浦の海には青い空が似合うよ。すごく綺麗 | ||
| 私は曇ってる時も好きだよ! 2 | ||
| そうなの? 曇りだとせっかくの海の青い色がくすんじゃうと思うんだけど…… | ||
| 確かに晴れてる時よりは黒っぽく見えるけど、 それはそれで味のある色だと思う! 3 | ||
| 味のある色…… 千歌ちゃんからそんな通じみた言葉が聞けるなんて…… | ||
| ええ~っ、何それ~ 4 + | ||
| あはは、ごめんごめん | ||
| もう! そんなこと言うあなたなんか知らないんだから~! 5 | ||
| 千歌ちゃん! そんなに走ったら転ぶよ | ||
| へーきだもーん、むぎゃっ!! 7 + | ||
| ああもう、だから言ったのに…… | ||
| うえ、口に砂入った…… 8 | ||
| 大丈夫? | ||
| ん、だいじょうぶ…… 9 | ||
| あー、慣れてる場所なのに転ぶって何だか悔しい~っ 10 | ||
| そういう時もあるよ | ||
| まぁ、そういう時もあるよ。立てる? | ||
| ありがと。よいしょっ、と 11 + | ||
| 顔に砂が残ってるよ | ||
| ふふっ、千歌ちゃん、まだ顔に砂残ってるよ | ||
| ええっ、ほんと? わ、顔だけじゃなくて服も砂だらけだ~ 12 | ||
| やっぱり、小さい頃からこの浜辺は遊び場だったの? | ||
| そりゃあね! 家の前におっきい庭があるみたいなものだったし。 曜ちゃんや果南ちゃんも呼んで、 しょっちゅう砂まみれになってたよ 14 | ||
| いいなぁ。 ここなら砂遊びもかけっこも、きっとやり放題だろうね | ||
| あなたの住んでるところも、海が近くにあるんだよね? 浜辺は無いの? 15 | ||
| 確かに海は近い、というかむしろ海に囲まれてるんだけど。 千歌ちゃんみたいに家の真ん前には無いかな……。 あ、でも少し行けば海浜公園があるよ | ||
| へぇ~! 東京の海、見てみたいなぁ! 16 | ||
| 私、Aqoursのみんなと何回か東京に行ったことあるけど、 ゆっくり海を見るような余裕は無かったし…… 17 | ||
| そんなに面白いものでもないと思うけど……。 千歌ちゃん、生まれた時から海がそばにあるのに、 よその海も見たいって思うの? | ||
| 同じものでも違って見えるかもしれないよ! あなたもそうでしょ? 18 | ||
| 私? | ||
| あなただって海を見慣れてるのに、 内浦の海を綺麗って言ってくれたから。 私も、別の場所の海を見てみたいな 19 | ||
| 同じでも違うように見える……か。千歌ちゃんは面白いなぁ。 じゃあ、もし次に東京に来ることがあったら、 その時は海辺を案内するよ | ||
| ほんと? やったぁ♪ 約束だよ! 20 | ||