1番のクリスマスプレゼント/第1話
角色 | 文字 |
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せつ菜 | うふふふ♪ 1 |
愛 | ご機嫌だね、せっつー 2 |
せつ菜 | はい、2年ぶりの新刊を手に入れることが 出来たんですから、感無量です! 3 |
愛 | お気に入りの小説、そんなに出てなかったんだ。 愛さんだったら待ちきれないよ~ 4 |
せつ菜 | 私も、待ち続けるのは辛かったです…… 5 |
せつ菜 | でも! そんな気持ちは、 手に入れてしまえば吹き飛んでしまいました! 6 |
愛 | あはは、本当に好きなんだね 7 + |
せつ菜 | はい、大好きです! 8 |
愛 | 好きなものを好きって言えるのって、 せっつーのいいトコ! 9 |
せつ菜 | それは愛さんも一緒じゃないですか 10 |
愛 | せっつーの影響かなあ? あははっ 11 |
愛 | あ! 12 |
愛 | 見て見て、せっつー! おっきなクリスマスツリー!! 13 |
愛 | 綺麗だね~…… 15 |
愛 | 毎年見てるものだけど、毎年感動しちゃうよ 16 |
愛 | ずーっと見てられるよねえ 17 |
せつ菜 | ええ、本当ですね…… 18 |
愛 | せっつーってさ、いつ頃までサンタクロース信じてた? 19 |
せつ菜 | 小5くらいでしょうか……。 でも実は、いない、って言うのも信じられなくて、 本当の本当はいたらいいな~って思っちゃいます 20 |
愛 | あ、それいーね♪ 愛さんもそう思うことにする~! 21 |
愛 | 愛さんはさ、結構大きくなるまで信じてたんだよね。 だから、友達の家でクリパしたときに「サンタはいない」って 話を聞いて、めちゃくちゃビビっちゃったよ~ 22 + |
せつ菜 | ああ、そういう風に気づくのはショックですね…… 23 |
愛 | すごい挙動不審になったもんね。 おかげで次の年のクリパからは、事前にサンタを信じてる子が いるかどうかを確認するようにしてさ~ 24 |
せつ菜 | 愛さんは、毎年お友達とクリスマスパーティを しているんですか? 25 |
愛 | うん! せっつーは? 26 |
せつ菜 | 私は、毎年家族と過ごしています。 どんなケーキを選ぶかは私のお仕事なんです 27 |
愛 | えー、ケーキ係なの!? いいなー! 28 |
せつ菜 | ふふっ。毎年どんなケーキにしようか 迷っちゃうんですよね 29 + |
愛 | 今、いろんなケーキあるもんね。 あれだけの数の中からひとつを選ぶなんて、 愛さんには無理! 30 |
せつ菜 | そうなんですよ! やはりクリスマスなので 真っ白なケーキがいいかなと思うのですが、 チョコケーキもチーズケーキも魅力的ですし…… 31 |
愛 | だよね、だよね 32 |
せつ菜 | それだけじゃありません! ブッシュドノエルもアイスケーキも 見れば見るほどおいしそうで! 33 |
せつ菜 | 選べませーん!! 34 |