3人のプリンセス/第6話
< 3人のプリンセス
角色 | 文字 |
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梨子 | 自分がプリンセスとして住む世界…… みんなは何か思いついた? 1 |
穂乃果 | 私は、国の人たちがみんな暮らせるくらい ひろーいお城がいいなあって思ってた! 2 |
果林 | プリンセスってことは…… 自分の両親が国を治めているのよね 3 |
せつ菜 | そうですね。私たちの中から王様や王妃様の役を決めても 面白いかもしれません♪ 4 |
真姫 | 自分の両親が国を治めている、っていうのは、 想像がつきにくいわね 5 |
穂乃果 | そうだよね。でも自分がプリンセスだったとしても、 やっぱり考えることはそこまで変わらないと思うんだ 6 |
穂乃果 | 私がプリンセスなら、近くにいるお城の人たちや、 見守ってくれている国の人たちの笑顔が 何よりの支えになるんじゃないかなあって 7 |
曜 | 穂乃果ちゃんはいつも周りの人の笑顔を 見ていたい~っていうタイプだもんね 8 |
果林 | 穂乃果ちゃんは自分のことよりも、 自分の周囲の人たちのことを考えてるのね 9 |
穂乃果 | みんなの笑顔を見ていたいから、 まずは自分がいっぱい笑いたいなあって。 あはは、いつもと同じすぎるかな? 10 |
せつ菜 | いえ! いつもと同じかもしれませんが…… すっごく素敵だと思います! 11 |
せつ菜 | 穂乃果さん、私があなたの笑顔を守ります! 13 |
穂乃果 | ええっ!? ど、どうしたの急に? 14 |
せつ菜 | 私が穂乃果さんの王子様に……なんて♪ ダメ、ですか? 15 |
穂乃果 | ダメじゃないよ! 嬉しい! 16 |
せつ菜 | えへへ、よかったです♪ 17 + |
曜 | プリンセスには王子様もいるのかな、って 穂乃果ちゃん言ってたもんね。面白いかも♪ 18 |
果林 | 梨子ちゃんは? 王子様が迎えにくるのを待つタイプかしら? 19 |
梨子 | 王子様が迎えに来てくれるのを待つのもいいけど…… 私は人の心に寄り添えるプリンセスでいたいかな 20 |
梨子 | 勉強やピアノ、そしてスクールアイドルを頑張る、 だと現実と一緒になっちゃうけど…… 自分が何かをすることで、役に立てたらいいなって 21 |
真姫 | 人の心に寄り添って……梨子らしくて素敵だわ。 じゃあ、私が梨子の王子様に立候補しようかしら? 22 |
梨子 | えっ、いいの? ふふ、真姫ちゃんがそばにいてくれたら、心強いな 23 + |
穂乃果 | 果林さんは自分のプリンセス像、見つかった? 24 |
果林 | 考え直したんだけど、 やっぱり私には守られるだけのプリンセスは似合わないなって 25 |
曜 | ってことは……? 26 |
果林 | 私は誰よりも強いプリンセスでいたいと思ってるの 27 |
果林 | 運命なんかで決められるんじゃなくて、 自分の人生は自分で切り開く! 28 |
果林 | 強さを身につければ、 大切な人が困ったときも助けられるでしょう? 29 |
曜 | 果林さん、かっこいいっ! かわいいだけじゃなくて、かっこよさを持っているのが 果林さんの素敵なところだよね 30 |
曜 | じゃあ私は果林さんを守る王子様になろうかな♪ でも、果林さんには守ってくれる人は必要ない? 31 |
果林 | 曜ちゃんなら大歓迎よ♪ 二人で一緒に運命を切り開きましょうね! 32 |
真姫 | ふふっ、3人とも違う魅力のプリンセスになれそうね 33 |
穂乃果 | うんっ! ステージでもそれぞれの魅力が出せるといいな 34 |
果林 | 歌とダンスもそれぞれの良さが活かせるように アレンジしていきましょう♪ 35 |