3人のプリンセス/第7話
< 3人のプリンセス
角色 | 文字 |
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穂乃果 | いよいよステージは明日かあ! 衣装の準備も大道具の準備もできたし…… 1 + |
梨子 | 歌とダンスもいい感じに仕上がって安心だね 2 |
曜 | たっだいま~っ 4 |
果林 | 3人ともお帰り♪ みんなに聞いてきてくれた? 5 |
曜 | うん! ダイヤさんは王様役をやってくれるって! 6 |
穂乃果 | おお~っ! ダイヤさんが私たちの お父さんになってくれるってことだね♪ 7 |
せつ菜 | 彼方さんには王妃様をお願いしてきました! 8 |
梨子 | ふふ。眠り姫ならぬ、眠り王妃様、だね♪ 9 |
真姫 | にこちゃんにもお願いしてきたわよ。 ……ペットの犬役 10 + |
果林 | あら……ずいぶんかわいいペットね♪ 人間役がよかった、って言われなかった? 11 |
真姫 | これはニコニーにしかできない役よ、って張り切ってたわ。 ……ふふ、単純なんだから 12 + |
真姫 | ステージの最後にみんなに挨拶してもらうことになってるから。 スクールアイドルとして、じゃなくて王国の人たちとしてね 13 |
穂乃果 | どんな挨拶になるのかな? ふふ、面白そうだね! 14 + |
梨子 | 最後に誰が一番素敵なプリンセスか、 決めるんだよね 15 |
穂乃果 | 3人とも全然違うプリンセスになれそうなのに、 ここから一人選ばなくちゃなんだね 16 |
果林 | それなんだけど……みんな違うプリンセス像ができたんだから、 みんな一等賞でいいのかもしれないって思い直していたの 17 + |
梨子 | 確かに……誰が正解とか、誰が一番いいとか、 そういうことじゃない気がする 19 |
穂乃果 | そっか、そうだよね! それなら、梨子ちゃんと果林さんと私で 一緒のお城に住みたいなあ! 20 + |
果林 | そうね。競う必要なんてなくなっちゃったわ♪ 21 |
曜 | 3人には私たち王子様もついてるんだから、 忘れないでよね♪ 22 |
せつ菜 | ステージが終わるまで、最大限バックアップしていきます! 23 |
真姫 | 後は私たちが片付けておくから、 プリンセスは今日は早めに帰ってゆっくりして? 24 |
梨子 | でも…… 25 |
曜 | いいからいいから! 3人は私たちの大切なプリンセスなんだから、任せてよ♪ 26 |
果林 | じゃあ……お言葉に甘えちゃおうかしら? 27 |
穂乃果 | 真姫ちゃん、曜ちゃん、せつ菜ちゃん、どうもありがとう……! 明日もよろしくお願いします! 28 |
真姫、曜、せつ菜 | はーい! 29 |
せつ菜 | 昨日はゆっくり眠れましたか? 31 |
梨子 | うん。早めに帰れたから…… どうもありがとう♪ 32 |
果林 | 私たちを支えてくれる王子様がいるって、 こんなに心強いものだったのね♪ 33 |
曜 | えへへ、これからもいーっぱい頼ってよ! 34 + |
真姫 | 舞台裏の作業は全部私たちに任せて。 思う存分ステージを楽しんできてよね 35 |
真姫 | ……穂乃果? どうしたの? 36 |
穂乃果 | なんか……幸せだなあって思って 38 |
穂乃果 | みんなに助けてもらって、 自分たちが住む「世界」が作れた気がする 39 |
穂乃果 | 今ならプリンセスのドレスも着こなせそうだよ……♪ 40 |
曜 | 穂乃果ちゃんは最高のプリンセスになれるよ♪ 私が保証するっ! 41 |
穂乃果 | ありがとう! 今日だけは……本物のプリンセスになれそう♡ 42 |
穂乃果 | ステージの準備をしてきて、 新しい自分と新しい家族に出会えた気分だよ 43 |
梨子 | 穂乃果ちゃんのおかげだよ♪ 私たちで考えた世界を、観にきてくれる人たちに届けよう! 44 |
果林 | 私たち3姉妹ならできるわよ。絶対に! 45 |
果林 | さあ、もう支度をしなくっちゃ。 行きましょう♪ 46 |
穂乃果、梨子 | うんっ!! 47 |