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優木せつ菜/故事/10話 本心に触れる夜
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{| class="wikitable" width="100%" !角色||文字 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||お邪魔します 1 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||狭いけど、好きに使ってね |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||ありがとうございます。このご恩は一生忘れません 2 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||あはは、大げさだよ。せつ菜ちゃんが私の部屋にいるのって<br/>なんだか不思議な感じがするけど楽しいし……<br/>あ、家出を楽しいって言っちゃまずいかな? |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||いいえ、実は私も、今の状況を<br/>ちょっと楽しいって思ってしまっていまして…… 3 + |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||ちょっとだけ合宿みたいな感じがするもんね |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||はい。だからあなたも楽しいって思ってくれていて嬉しいです 4 |- !colspan=3|だってたくさん話せるから |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||だって、スクールアイドルのことたくさん話せるから |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||はい! 私もゆっくり話ができて嬉しいです。<br/>あなたと話をすると、落ち着くので…… 5 + |- !colspan=3|はしゃぎすぎたかな? |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||こんな状況なのにちょっとはしゃぎすぎちゃったかな? |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||そんな! 私のほうこそ、<br/>こんなときに不謹慎だったかもしれません 6 |- |colspan=3| |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||ねえ、せつ菜ちゃん。<br/>今回のこと詳しく聞かせてもらってもいいかな?<br/>ご両親との話し合いのこと…… |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||そうですね……。<br/>あなたには、やはりちゃんと説明をしなくてはいけませんよね…… 8 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||選挙の後、ご両親と話し合うって言ってたよね?<br/>それ、ずっと平行線のままだったの?<br/>この間のソロイベントのとき遅刻したのも…… |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||はい、あなたの思っている通りです。<br/>両親との話し合いはずっとうまくいっていませんでした。<br/>それで、あの日の朝も言い合いになってしまいまして…… 9 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||そうだったんだね |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||両親は、生徒会長を降ろされたのは<br/>スクールアイドルをやっていたことが原因だと思っているんです 10 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||本当はそうじゃなくて、私の力が足りなかった……<br/>三船さんのやり方が支持されただけなのに…… 11 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||そのことを何度も説明したんですが、わかって<br/>もらえませんでした。スクールアイドルなんかくだらない、<br/>はやく辞めて塾に通え、習い事をしろってそればかりなんです 12 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||私が本当の私でいられるのは<br/>スクールアイドルをしているときだけなのに…… 13 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||何度話し合いをしたらいいんでしょうか?<br/>もう疲れちゃいました…… 14 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||でも、私はスクールアイドルを諦めたくありません。<br/>どうにかして、両親を説得しなくては 15 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||だから、どう話したら論理的な説明ができるか、<br/>一緒に考えてもらえませんか? 16 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||ねぇ、せつ菜ちゃんは<br/>"スクールアイドルが好き"って気持ちはぶつけたことはある? |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||え? 17 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||論理的な説明でご両親を説得しようって思ってる? |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||ええ…… 18 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||それじゃあ、せつ菜ちゃんの気持ちはわかってもらえないよ。<br/>あのね、私が思うせつ菜ちゃんのすごいところっていうのは、<br/>自分の気持ちを相手に伝える力があるところだよ |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||大好きなことを、まっすぐに大好きって言って、それが心からの<br/>言葉なんだってわかるくらいの愛情とか情熱とかいろんな感情を、<br/>まっすぐ私たちに向けてくれるのって本当にすごいと思う |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||私はそんなせつ菜ちゃんの力に圧倒されているよ。<br/>そういうことをご両親にも伝えてみようよ。<br/>それでせつ菜ちゃんの大好きって気持ちをわかってもらおう |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||そんなふうに考えたこと……ありませんでした。そもそも、<br/>大好きなものの話とか、あんまりしたことがありません……<br/>アニメや小説や漫画のことだって秘密ですし…… 20 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||どうして? |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||お話しした通り、厳しい両親ですし……<br/>だから私も論理的に説得しなくてはとしか思っていなくて…… 21 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||でも、そのやり方で説得できないのなら、別の方法で<br/>ぶつかっていくということが必要なのかもしれませんね 22 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||そうだよ、いつだって前向きでどんなことにも<br/>立ち向かっていくのが、私の知ってるせつ菜ちゃんだよ |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||ありがとうございます。あなたと話してハッとしました。<br/>私は、両親に自分の気持ちをなにひとつ伝えていなかったんだって 23 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||せつ菜ちゃん、ご両親にも大好きを届けようよ |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||はい! やってみます! 24 |}
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優木せつ菜/故事/10話 本心に触れる夜
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