「黒澤ダイヤ/エピソード/3話 新しい扉」:修訂間差異
外觀
已建立頁面,內容為 " {| class="wikitable" width="100%" !角色||文字 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||浦女にもこんな和室があるんだね。<br/>畳の感触が落ち着くな…" |
(無差異)
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於 2020年4月26日 (日) 14:33 的修訂
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 浦女にもこんな和室があるんだね。 畳の感触が落ち着くなぁ | ||
| ええ。ここは一応、華道部の部室でもあるのですよ | ||
| へぇ~。 じゃあ、ここに飾ってあるお花も部員の人が生けたのかな? 綺麗だなぁ。きっと、すごく上手な人が生けたんだね | ||
| …… | ||
| ダイヤさん、どうしたの? 顔赤くない? | ||
| そのお花、多分お姉ちゃんが生けたんだと思うよ | ||
| ルビィ! そういうことはわざわざ言わなくてもいいのです……! | ||
| お姉ちゃん、華道も習ってるから、 華道部の人達によく部活に誘われてるんだよね | ||
| 時々ですわ! 部室を使わせてもらっている手前、断るのは心苦しいですし | ||
| そうなんだ。 琴だけじゃなくて華道まで……さすがお嬢様…… | ||
| まだまだ精進中ですわ 7 | ||
| 充分すごいよ! 私なんて、花を生けろって言われたら、 そのまま花瓶にポンッて入れて終わりにしちゃうよ…… | ||
| ……でしたら、やってみますか? 今から | ||
| え? わ、私が? 生け花!? そんな、自信ないよ…… | ||
| たしかに簡単ではありませんし、得手不得手もあるでしょう。 けれど、何事も扉は常に開かれているものですわ | ||
| それに、どんな材料をどう組み合わせればよいかを考えるのは、 自分の感性を磨くことにも繋がるはずです。 無益にはならないでしょう | ||
| 感性を磨く……それって、スクールアイドル活動にも役立つよね。 そっか。それなら……挑戦してみようかな | ||
| 決まりですわね。幸い道具は揃っていますし…… せっかくですからルビィ、あなたもやりましょう。 久々にあなたの作品を見たいですわ | ||
| えっ、ルビィちゃんも華道やってるの!? | ||
| ち、違うよっ! 小さい頃、お姉ちゃんの隣でやらせてもらったことが 少しあるだけで……でも、全然上手くできないから…… | ||
| 何を言っているのです。 始めたばかりでいきなり完璧なものができるはずないでしょう | ||
| あなたったらすぐできないと言ってやめてしまいましたけど、 華道の先生、残念がっていましたのよ。センスはあったのに、と | ||
| そうなの? もったいないよ、ルビィちゃん! 一緒にやろう! ほら、スクールアイドル活動にも役立つんだし! | ||
| う、うん……それじゃ、ルビィも、もう一度頑張ってみる! | ||
| ここにもう1本花を挿して……出来た! ダイヤさん、出来ました! | ||
| はい。……作業を見ていた時から思っていましたが、 かなり豪快ですわね…… | ||
| やっぱり花は目立たせたい | ||
| やっぱり花は目立たせたいなと思って | ||
| ふむ……鮮やかさや豪華さと言う点では申し分ないですが、 これだとそれぞれの花の主張が強過ぎて、 かえって印象がぼやけてしまいます | ||
| えっ、そうかな | ||
| えっ、そうかな。 加減が分からないから取りあえず控えめにしてみたんだけど | ||
| あなたの内面は、わたくしが思う以上にダイナミックなのかも しれませんわね……。この状態でも悪くはありませんが、 もう少しメリハリを出しましょう | ||
| 大きな花ばかりではなくて、小さい花や、葉物も使いながら、 ここをこうして…… | ||
| ……ほんとだ。さっきよりメリハリが出たように見える。 うーん、やっぱりなかなか上手くできないなぁ。 華道、奥深い……! | ||