「桜坂しずく/故事/6話 本当の私」:修訂間差異
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已建立頁面,內容為 "{| class="wikitable" width="100%" !角色||文字 |- |{{CHAICON|203}} しずく||それで、募集した結果はどうでしたか?<br/>隠さずに、ちゃん…" |
(無差異)
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於 2020年5月24日 (日) 18:30 的最新修訂
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| それで、募集した結果はどうでしたか? 隠さずに、ちゃんと正直に、教えてください 1 | ||
| う、うん。その……メンバーのみんなの ソロイベントに向けての応援メッセージなんだけど、 みんなと比べると、ちょっとだけ少なかったかな | ||
| そうでしたか……。 そうじゃないかなって思ってたんですけど…… 2 | ||
| しずくちゃん…… | ||
| しずくちゃん…… | ||
| ……あ、大丈夫です! 落ち込んでいてもなにもなりませんから 3 | ||
| でも、すごく気持ちが伝わってきたよ | ||
| で、でも、ひとつひとつが すごく気持ちが伝わってくるメッセージだったよ! | ||
| 先輩……ありがとうございます 4 | ||
| 私、このままじゃだめですよね。 もっともっと歌やダンスの表現力をつけないと……! 5 | ||
| 待って待って、しずくちゃんはちゃんと頑張ってるから。 それより他の原因がないか、ちょっと考えてみようよ | ||
| 他の原因? 他になにかあります? 6 | ||
| うーん、私、ちょっと思ったことがあるんだけど…… いいかな? | ||
| はい! なんでも言ってください! 7 | ||
| しずくちゃんのステージって、いつも完成度が高くて、見ていて すごくワクワクするし楽しいんだけど、いつものしずくちゃんとは ちょっと違って見える気がするんだよね…… | ||
| へ、変ですか!? 8 | ||
| ううん! そんなことないよ! でも、なんていうか…… 私がいつものしずくちゃんを知ってるからなのかもしれないけど、 ステージの上だと別人みたいに見える時があって…… | ||
| それはそうかもしれません。 私は、自分がすてきだなって思うスクールアイドルを演じてるので 9 | ||
| それが原因かも! お芝居とスクールアイドルは 似ているようでちょっと違うのかもしれない。 だって、お芝居は役になりきってるのを見て感動するけど | ||
| スクールアイドルはひとりひとりの素敵な個性に 感動するものでしょ? うちの同好会だって、 ひとりひとりの個性が強いからソロでやろうって決めたし | ||
| 個性ってその人そのもので……うまく言えないんだけど、 私は、すてきなスクールアイドルを演じてる しずくちゃんじゃなくて、しずくちゃんそのものを見たいんだ | ||
| だから、演じることがしずくちゃん自身の良さを 見えなくしちゃってるのかも | ||
| ……考えたこともなかったです。 そんなこと…… 10 | ||
| でも、先輩が言うように、ステージの上では私そのものじゃない、 偽物ってところがちぐはぐに見えたのかもしれませんね。 私は、それがいいことなんだと思ってやってたんですけど…… 11 | ||
| 私が気づけないところ、先輩は見てくれてるんですね…… ありがとうございます! 12 | ||
| あ、今のは私が勝手に思ったことだから、 もちろんしずくちゃんが思うようにやっていいんだからね? | ||
| はい! でも、新しいことを試してみたいです! 理想のスクールアイドルを演じるんじゃなくて、 自分そのものを見せる……試してみようと思います! 14 | ||
| っていっても、いいやり方を思いついたわけじゃないんで、 先輩と相談しながらになりますけど 15 | ||
| 私でよかったら、なんでも相談に乗るよ! 私はしずくちゃんの素敵なところいっぱい知ってるからね | ||
| ふふ、よろしくお願いします! ということで早速、次のイベントの台本なんですけど…… 16 | ||
| ほらほらしずくちゃん、ライブには台本なんかいらないんだよ | ||
| あっ、そっか、そうですよね。 私、台本がないと本当になにもできなくて…… 17 | ||
| 大丈夫。台本なんかなくても、みんなの前で歌って、 そのとき感じたことを素直に表現すればいいんだから。 表現することは、しずくちゃん得意でしょ? | ||
| 感じたことを、素直に表現……それならできそうです! では早速、先輩の前で一度歌ってみてもいいですか? 18 | ||
| えっ、しずくちゃんのライブ、 先に見せてもらっちゃっていいの!? | ||
| はい! 先輩の前で歌う、この瞬間の気持ち、表現したいです! 19 | ||