「優木せつ菜/故事/10話 本心に触れる夜」:修訂間差異
(已建立頁面,內容為 "{| class="wikitable" width="100%" !角色||文字 |- |{{CHAICON|207}} せつ菜||お邪魔します 1 |- |{{CHAICON|player}} PLAYER||狭いけど、好きに使っ…") |
(無差異)
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於 2020年6月1日 (一) 23:16 的最新修訂
角色 | 文字 | |
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お邪魔します 1 | |
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狭いけど、好きに使ってね | |
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ありがとうございます。このご恩は一生忘れません 2 | |
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あはは、大げさだよ。せつ菜ちゃんが私の部屋にいるのって なんだか不思議な感じがするけど楽しいし…… あ、家出を楽しいって言っちゃまずいかな? | |
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いいえ、実は私も、今の状況を ちょっと楽しいって思ってしまっていまして…… 3 + | |
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ちょっとだけ合宿みたいな感じがするもんね | |
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はい。だからあなたも楽しいって思ってくれていて嬉しいです 4 | |
だってたくさん話せるから | ||
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だって、スクールアイドルのことたくさん話せるから | |
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はい! 私もゆっくり話ができて嬉しいです。 あなたと話をすると、落ち着くので…… 5 + | |
はしゃぎすぎたかな? | ||
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こんな状況なのにちょっとはしゃぎすぎちゃったかな? | |
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そんな! 私のほうこそ、 こんなときに不謹慎だったかもしれません 6 | |
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ねえ、せつ菜ちゃん。 今回のこと詳しく聞かせてもらってもいいかな? ご両親との話し合いのこと…… | |
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そうですね……。 あなたには、やはりちゃんと説明をしなくてはいけませんよね…… 8 | |
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選挙の後、ご両親と話し合うって言ってたよね? それ、ずっと平行線のままだったの? この間のソロイベントのとき遅刻したのも…… | |
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はい、あなたの思っている通りです。 両親との話し合いはずっとうまくいっていませんでした。 それで、あの日の朝も言い合いになってしまいまして…… 9 | |
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そうだったんだね | |
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両親は、生徒会長を降ろされたのは スクールアイドルをやっていたことが原因だと思っているんです 10 | |
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本当はそうじゃなくて、私の力が足りなかった…… 三船さんのやり方が支持されただけなのに…… 11 | |
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そのことを何度も説明したんですが、わかって もらえませんでした。スクールアイドルなんかくだらない、 はやく辞めて塾に通え、習い事をしろってそればかりなんです 12 | |
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私が本当の私でいられるのは スクールアイドルをしているときだけなのに…… 13 | |
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何度話し合いをしたらいいんでしょうか? もう疲れちゃいました…… 14 | |
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でも、私はスクールアイドルを諦めたくありません。 どうにかして、両親を説得しなくては 15 | |
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だから、どう話したら論理的な説明ができるか、 一緒に考えてもらえませんか? 16 | |
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ねぇ、せつ菜ちゃんは "スクールアイドルが好き"って気持ちはぶつけたことはある? | |
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え? 17 | |
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論理的な説明でご両親を説得しようって思ってる? | |
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ええ…… 18 | |
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それじゃあ、せつ菜ちゃんの気持ちはわかってもらえないよ。 あのね、私が思うせつ菜ちゃんのすごいところっていうのは、 自分の気持ちを相手に伝える力があるところだよ | |
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大好きなことを、まっすぐに大好きって言って、それが心からの 言葉なんだってわかるくらいの愛情とか情熱とかいろんな感情を、 まっすぐ私たちに向けてくれるのって本当にすごいと思う | |
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私はそんなせつ菜ちゃんの力に圧倒されているよ。 そういうことをご両親にも伝えてみようよ。 それでせつ菜ちゃんの大好きって気持ちをわかってもらおう | |
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そんなふうに考えたこと……ありませんでした。そもそも、 大好きなものの話とか、あんまりしたことがありません…… アニメや小説や漫画のことだって秘密ですし…… 20 | |
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どうして? | |
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お話しした通り、厳しい両親ですし…… だから私も論理的に説得しなくてはとしか思っていなくて…… 21 | |
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でも、そのやり方で説得できないのなら、別の方法で ぶつかっていくということが必要なのかもしれませんね 22 | |
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そうだよ、いつだって前向きでどんなことにも 立ち向かっていくのが、私の知ってるせつ菜ちゃんだよ | |
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ありがとうございます。あなたと話してハッとしました。 私は、両親に自分の気持ちをなにひとつ伝えていなかったんだって 23 | |
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せつ菜ちゃん、ご両親にも大好きを届けようよ | |
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はい! やってみます! 24 |