「小原鞠莉/エピソード/7話 スクールアイドルの事情」:修訂間差異
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(無差異)
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於 2022年9月9日 (五) 01:48 的最新修訂
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| たっ……楽しかった……!! | ||
| チラシも無事に配り終わったし、ご機嫌ね♪ | ||
| あんなにあった紙の束が今じゃすっかり無くなってる! 腕が軽いよ~♪ | ||
| その前に会ったのも最近人気の人たちだったし | ||
| それに! 今行ってきた学校で会ったスクールアイドル、 ライブでは会場に入りきらないくらいファンが来る 大っ人気のグループだよ! | ||
| その前に行った学校のスクールアイドルも、 最近人気が上がってきてる人達だったし…… こんなの、ファンの人達に知られたら恨まれちゃいそう | ||
| 元スクールアイドルの人達にも会えたし | ||
| うふふ♪ でも、なかなか興味深い話が聞けたわね。 人気を上げるための努力、ファンへの対応、 曲作りへの姿勢や工夫…… | ||
| 偶然母校に顔を見せに来たっていう 元スクールアイドルの人達にも会えちゃったし…… 付いて来てよかったー! | ||
| うふふ♪ 最初は「付いて行っても役に立てないよ~」って 不安そうにしてたくせに~♪ でも、色んなお話が聞けて大満足ね | ||
| うん。ファンのために毎日動画をアップし続けるとか、 あえてダンスを踊らず、歌だけで勝負するとか…… みんな色々やってるんだね | ||
| 曲作りをメンバーでローテーションしてるっていう話には びっくりしたわ~ | ||
| 曲がワンパターンになるのを防ぐため、だっけ。私も驚いた。 けど、メンバー全員が作詞作曲スキルを身に付けられるから、 いざって時は助かるかも | ||
| それと、学校生活とスクールアイドル活動の両立は、 どのスクールアイドルも悩んでるみたいだったね | ||
| そうね。曲、ダンス、衣装…… それらを制作するための時間は、間違い無く学校生活を圧迫するわ。 ほかの部活と兼部してる場合は尚更ね | ||
| スクールアイドルは、ほかの生徒より 勉強や学校行事に対する姿勢をシビアに見られがちよ。 学校の名前を背負って活動するんだから | ||
| 自分達のイメージが、そのまま学校のイメージになり得る。 だから、その点についてスクールアイドル達が 敏感になるのは当然と言えるわ | ||
| うん……。 それに、人気が上がったことで、悩みや大変に 感じることが増えたっていうのには少し驚いたよ | ||
| 人気は上がれば上がるだけいい! って、 私なんかは考えてたからさ | ||
| その感覚は間違ってないわよ。人気が高いということは、 それだけ多くの人の目に留まっているということだもの。 人気はあってなんぼデース☆ | ||
| ただ、人気が上がって有名になれば、 それだけ周囲から受けるプレッシャーも大きくなる。 学校の中からも、外からも | ||
| 『シビアに見られる』の範囲が広がるってことだね。 人気が高くなればなるほど、求められるクオリティは上がり、 求める人も増える…… | ||
| スクールアイドルをやるのって、 相当な覚悟が要るんだってこと…… 色んなスクールアイドルから話を聞いて、改めて思ったよ | ||
| うふふっ、コワイお顔~♪ 眉間がシワシワよ♪ | ||
| うあああ、ぐりぐり、やめて……い、いたい! | ||
| おっと、ソーリー♪ | ||
| 確かに、スクールアイドルは生半可な覚悟じゃ出来ないと思うわ。ずっと続けようと思うなら尚更ね。 つらいことも悲しいこともある…… | ||
| けど、それを乗り越えてこそつかめる輝きが、必ずあるわ。 輝きを掴む日を夢見て、私達は毎日必死に頑張ってる | ||
| だから、そのために出来ることは、何だってするのよ…… | ||
| ……鞠莉さん、やっぱり…… 理事長の仕事をしにきたわけじゃないよね | ||
| ずっと気になってたんだ。この前も、今日も、本当は Aqoursとして色んな学校やスクールアイドルを 調べてたんじゃないの? | ||
| ……さすがね! 半分は正解。 理事長として学校のために調べてたっていうのも本当よ | ||
| 鞠莉さん…… | ||
| けど、あなたの言う通り、 Aqoursの小原鞠莉として動いてたのもホント。 Aqoursを……もっと、輝かせたいから | ||