絢瀬絵里/故事/6話 お姉ちゃんを好きな人
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| おはよう、お姉ちゃん | |
| おはよう♪ 朝ごはんはサンドイッチを用意したから、食べておいてね | |
| あれ……今日はお休みだから制服着なくていいんだよ | |
| 今日は学校で部活なの | |
| そうなんだ、大変だね | |
| ううん、逆よ。今とっても楽しいの♪ | |
| スケジュールの調整も、あの子がよく手伝ってくれるしね | |
| あの子? | |
| 実はね、新しく私たちの活動を手伝ってくれる子が来たの | |
| えっ……それって、μ'sに新しいメンバーが増えるっていうこと? | |
| スクールアイドルが大好きだからこそ、サポーターとして 私たちが輝けるように力を貸したいって言ってくれているの | |
| そっか、スクールアイドルじゃなくても、 スクールアイドルの手伝いは出来るんだね | |
| そう。今までとは違うカタチで、 スクールアイドルと関わってくれているの | |
| 今までとは違う…… だから、お姉ちゃんはそんなに楽しそうなんだね | |
| ふふ、そうかもしれない。 これから新しい活動が出来ると思うとつい顔がほころんじゃう | |
| お姉ちゃんたちを手伝ってくれてる人がいるんだ……嬉しいな | |
| 亜里沙もいつか会えるかな? | |
| そうね、機会を作りましょう。あの子を紹介したいし、 あの子にも私の大切な妹を紹介したいもの | |
| えへへ……楽しみ! | |
| 亜里沙の好きなお姉ちゃんを好きでいてくれる人だもん。 きっと仲良くなれるよね……♪♪ | |
| まあ……! | |
| どうしたの、びっくりして? | |
| べ、別に大した意味はないの。ただ…… | |
| お姉ちゃん、顔が赤いよ? お熱あるんじゃない? | |
| だ、大丈夫! 大丈夫だから、安心して | |
| じーっ…… | |
| そ、それより! 私ももう学校に行かなくちゃ。 夕方には戻ってくるから、それじゃあ! | |
| うん! 部活頑張ってね、お姉ちゃん! | |
| はあ……びっくりした | |
| 私のことを好きでいてくれる人……か |