近江彼方/故事/26話 誰かのためなら!
角色 | 文字 | |
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player | 忍者の修行でしょ、食べ物の研究でしょ…… それに…… | |
彼方 | 手裏剣の特訓や変装の特訓もしたのに…… 1 | |
彼方 | 彼方ちゃん、忍者っぽくなれない~ 2 + | |
彼方 | なんだか、何をやっても 彼方ちゃんのテンポになっちゃうんだよなあ…… 4 | |
彼方 | 映画のくノ一ちゃんみたいに、キリッ、シュバッ、 みたいな感じになりたいのに~ 5 + | |
player | うーん…… でも、忍者がどういうことをしてるかはわかったから、 十分収穫だよ | |
彼方 | えーん、あなたのフォローがいまはツライ…… 6 + | |
player | あのさ、忍者そのもののことじゃなくて、 くノ一の子がどういう子なのか、 ってことを考えてみない? | |
player | 忍者の知識も大切だけど、 くノ一の子の気持ちとか、映画の世界観とかも 曲をイメージするときには必要だと思うんだ | |
彼方 | たしかに、そう…… 7 | |
彼方 | うわあ、彼方ちゃんってば 「くノ一ちゃんは忍者なんだ!」ってことに囚われすぎてた!? 9 + | |
player | 私も同じだよ、 なんか、彼方さんと忍者の研究してるのが楽しくて そこばっかりにこだわっちゃった | |
player | くノ一の子なんだけど、映画では 特別な力があるって書かれてたよね? えっと…… | |
彼方 | 自分の体のなかにね、「アヤカシ」がいるって設定なの。 「アヤカシ」を倒すのに「アヤカシ」の力を使ってる っていうところが、くノ一ちゃんの秘密 10 + | |
彼方 | すごく強大な「アヤカシ」だから、 その力を使うとボロボロになっちゃうんだよ…… 11 | |
彼方 | でも、くノ一ちゃんはみんなのために戦うの 12 + | |
彼方 | みんなが笑顔でいるところを見たいから 14 + | |
player | ……もしかして、その部分、 ちょっと彼方さんに重ならない? | |
彼方 | え? 彼方ちゃんのなかには 彼方ちゃんしかいないよ? 15 | |
player | そこじゃなくて、誰かのためなら無理を厭わないところだよ | |
彼方 | ええ~? 彼方ちゃんにはそんなとこないって 16 | |
player | うーん、ちょっと違うかもしれないけど、 どんなに遅くまでテスト勉強していても、 次の日の朝は遥ちゃんのお弁当を作るために早起きするでしょ? | |
彼方 | だって遥ちゃんのためだよ? そんなの普通でしょ? 17 | |
player | くノ一の子も同じだよ。いくらボロボロになっても、 みんなが笑顔になれるほうがいいから戦うんだよ | |
彼方 | 似てる……かなあ? 18 | |
似てる! | select_1 | |
player | 似てる! | |
彼方 | あなたがそこまで言うなら、そうなのかなあ? 19 + | |
間違いない! | select_2 | |
player | 間違いないよ! | |
彼方 | そ、そんなに強調しなくても…… 20 | |
彼方 | わかった。あなたを信じる。 くノ一ちゃんのこと、そういう部分からもう一度考えてみる 21 |
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