秋雨クラブ/第6話
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角色 | 文字 |
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真姫・にこ | はぁ……はぁ……はぁ……はぁ…… 1 |
真姫 | もう、なんなのよ……! 2 |
にこ | 置いていくなんて、どういうつもり!? 3 |
しずく | すみません。つい、気持ちがたかぶってしまって 4 |
曜 | でも、その気持ち、わかる気がする。 なんだか嵐の日って、落ち着かないよね 5 |
璃奈 | 気持ちが、そわそわ、ふわふわ。そんな感じ 6 |
花丸 | だから思わず走りたくなっちゃうずら 7 |
にこ | まったく、しょうがないわねぇ。 ところでここは? 8 + |
しずく | 音楽室です。 ねぇ真姫さん、お願いがあるの 9 |
真姫 | 今度は何? 10 |
しずく | ピアノを弾いてくれない? 11 |
真姫 | ピアノ? 12 |
にこ | そのシーンも映画にあった、ってわけね 13 |
しずく | はい。だから再現してみたくて。お願い 14 |
真姫 | ふーん……………… 15 |
真姫 | ま、乗り掛かった船だし。 ここまできたら、最後まで付き合ってあげる 16 |
しずく | ありがとう! 17 |
真姫 | リクエストがあるなら聞くわ。 と言っても、私が弾けるのは、ジャズかクラシックくらいだけど 18 |
しずく | 選曲は任せるよ。真姫さんの今の気分で選んで 19 |
真姫 | うーん……だったら、こんな曲はどうかしら? 20 |
真姫 | どう? 24 |
しずく | 素敵だった……嵐みたいに激しくて、でも繊細で 25 |
璃奈 | 心が震えた。璃奈ちゃんボード「じーん」 26 |
花丸 | すっかり聞き惚れてしまったずら 27 |
曜 | うん。時が経つのを忘れちゃうね 28 |
にこ | さすが真姫。ピアノの腕は超一流ね 29 |
真姫 | な、何言ってるのよ。 私の力というよりは、偉大な作曲家のおかげね。 有名なクラシック曲だから 30 + |
真姫 | それより、外を見て 31 |
曜 | 外? あっ! 雨が…… 32 |
しずく | あがりましたね! 33 |
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