桜内梨子/心、ひとつに
外觀
< 桜内梨子
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| ごめん、遅くなっちゃって | |
| ううん。私もちょうど来たところだから 1 + | |
| それじゃあ、早速、 連弾の練習、始めましょ 2 | |
| うん! | |
| ………… 3 | |
| ふう、ちゃんと弾けた…… | |
| すごい! すごく上手くなってる! 5 | |
| ほんと? | |
| うん。この数日で、何があったの? 6 + | |
| 変わったことはなにも。 ただ、時間がある限り、練習してきただけだよ | |
| 本当に? 7 | |
| 本当だよ。 他にピアノが上手くなる方法なんてないでしょ? | |
| それもそうね。 あまりにも音が良くなってたから、驚いちゃった 8 | |
| 梨子ちゃんがそう言ってくれるなんて嬉しいな | |
| 梨子ちゃんのアドバイスのおかげ | |
| それもこれも、梨子ちゃんのアドバイスのおかげだよ | |
| この前、いろいろ教えてくれたでしょ? それを徹底的に、体に覚え込ませてきたんだ | |
| 素直さが上達への早道とはいうけど、 あなたには驚かされるわね 9 | |
| 正直、嫉妬しちゃうくらい 10 | |
| 何言ってるの。 梨子ちゃんにはまだまだ足元にも及ばないよ | |
| そんな風に言えちゃうのも、あなたのすごいところね 11 | |
| 褒めてくれるからがんばれる | |
| 梨子ちゃんがいっつも褒めてくれるから、 またがんばろうって思えるんだよ | |
| それはあなたが本当にがんばってるから 12 | |
| 今日だってそう。 こんなに短期間で上達するなんて、 普通はありえないもの 13 | |
| ほら。また褒めてくれてる。 だから、もっともっとがんばろうって思っちゃうんだ | |
| 梨子ちゃんと一緒にピアノを弾くのって すっごく楽しいな | |
| ねぇ、もう一回弾いてみてもいい? | |
| ふふっ。私もそうしたいって思ってた 14 + | |
| 二人で息を合わせれば、 もっとお互いのことが理解し合える気がするの 15 | |
| それじゃあ頭から | |
| ええ。はじめましょう! 16 + | |