桜内梨子/エピソード/20話 いつでも私の中に
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| はあ、はあ、はあ……! | |
| あ、やっと来た! 3 | |
| ご、ごめん、遅れて……準備、もう…… | |
| ノープロブレム! 着替えもメイクも、これから始めようとしてたところよ 4 + | |
| よかった、何かあったんじゃないかって心配してたの 5 | |
| 電車が遅れちゃって…… 今日はGuilty Kissのライブの日なのに、本当にごめん! | |
| 真面目ねぇ 6 | |
| そこが良いところよね。 さぁ、準備を始めましょう! 7 | |
| 衣装もメイク道具も…… よし、ちゃんと全部揃ってる。 忘れ物は無いわね 9 + | |
| 違う色だね | |
| 部屋にあったのとは違う色だね。 ちょっと薄い……? | |
| 練習の時はかなり極端な色使いしてたから。 今回はちゃんとパフォーマンスに合わせた メイクを考えてきたわ 10 | |
| この前みたいなメイク? | |
| 今日のステージメイクはどうするの? この前見せてくれたみたいな感じ? | |
| あの時ほど濃いメイクはしないわ。 今回はもう少しナチュラル寄り 11 + | |
| そっか。 そうだよね、あの時はすごかったもんね…… | |
| リップは黒にするけど 12 | |
| パープルとインディゴでも迷ったのよね~ 13 | |
| 黒……! なんだかそれだけで非日常感あるね。 黒い唇でニコッてされたらドキドキするだろうなぁ…… | |
| メイクだけで満足してもらっちゃ困るわ。 私達が本領を発揮するのは歌とダンス。 メイクはそれを更に引き立たせるスパイス 14 | |
| リップひとつにドキドキしてるようじゃ、 ライブが終わるまで持たないわよ 15 | |
| ……梨子ちゃん、 今日は鞠莉さんと善子ちゃんを混ぜたみたいな感じだね | |
| え、そうかな? 16 | |
| またあのおかしなモードになったわけ!? いい加減にしてよ~、こっちはすごく調子狂うんだから! 17 | |
| あら~、そんなこと言って。 マリーは知ってるわよ~、善子ったら梨子のこと心配して、 泣きそうな顔しながら部室で占いの…… 18 | |
| うわーーーーーっ!!! そんなことしてない! 泣いてないし! 19 + | |
| うふふ、マリーはまだまだ知ってるわよ~。 善子が梨子のために頑張っていたあんなことやこんなこと♪ 20 + | |
| あら、もうこんな時間じゃない、 ちょっと衣装のチェックしてくるわね~ 21 | |
| え? 鞠莉、あんなことやこんなこと、って何を見たの!? ちょっと、待ちなさいよ~!! 24 + | |
| 梨子ちゃん、これからも続けるの? 2人みたいに振舞うの……私が言ったから、だよね……? | |
| そんなに気にしないで。やるって決めたのは私だし、 それに2人の真似は今日で一旦おしまい。 Aqoursの活動もあるしね 26 + | |
| でも……2人みたいに行動してる時、 不思議と自信に満ち溢れていたの 28 | |
| 「大丈夫だよ、上手くいくよ」って、 ずっと誰かが寄り添ってくれている気がしてた 29 | |
| きっと、私の中にいる鞠莉ちゃんと善子ちゃんが、 力を貸してくれていたんじゃないかと思うの。 だからあんなに安心できたんだ、って…… 30 | |
| そうだね。とっても頼もしい2人だもん、 思い描くだけで力が湧いてきても不思議じゃないよ | |
| でしょう? だから、これからも困った時や不安な時は…… なってみるのもいいかもしれないわね♪ 31 | |
| ……い、今は2人のこと、意識して話してる……? | |
| あなたにはそう見える? 32 | |
| う~ん、鞠莉さんっぽい気もするけど、 ギリギリいつもの梨子ちゃんっぽい気もする……! | |
| ……いや、どっちでもいいよ。 どんな梨子ちゃんでも、きっと素敵なライブを見せてくれるよね | |
| もちろんよ。全力を出して、 あなたも、会場に来てくれた人達も、 みんなGuilty Kissの世界へいざなってあげるわ♪ 33 | |
| うんっ! 連れて行ってね、梨子ちゃん達の世界に! | |