高坂穂乃果/故事/3話 知らない一面
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| ぎゃーっ、数学の宿題あったの忘れてた~っ | ||
| え~っ、穂乃果ちゃん大丈夫? | ||
| ……教室に誰もいない! | ||
| 探しましたよ穂乃果! 次は体育です! | ||
| えーっ!? | ||
| 穂乃果ちゃん、テストの結果大丈夫だった? | ||
| は……はは……追試頑張ります…… | ||
| まったく。 穂乃果はいつもこうなんですから | ||
| 穂乃果ちゃんらしくて、いいんじゃないかな♪ | ||
| じゃあ、今日は宿題を忘れて教室を間違えて、 更にテストは追試になっちゃったの? | ||
| 面目ない…… | ||
| なんだか意外かも | ||
| 意外って……何が? | ||
| ほら、穂乃果ちゃんって 「練習するぞー!」「スクールアイドル頑張るぞー!」って いつでも気合い十分! なイメージだったから | ||
| 知らない一面が見られて嬉しい | ||
| 知らない一面が見られて嬉しい | ||
| そ、そう? 知らない一面っていうか、いつもの一面って感じだけど…… | ||
| がっかりしちゃった! | ||
| がっかりしちゃった! | ||
| ガーン……! | ||
| 穂乃果ちゃんはスクールアイドルのことで、 頭がいっぱいなんだよね | ||
| うん! スクールアイドルが好きで、好きで、だーーーい好きだから! 他のことに頭が回らないというか…… | ||
| もう少し普段からしっかりしてほしくもありますが、 きっと穂乃果はこれでいいんです | ||
| うん♪ 穂乃果ちゃんが好きなものに向かって走っていく姿が、 私たちは大好きだから | ||
| 穂乃果! 練習で使う楽譜、持ってきたわよ | ||
| ホームルーム終わったなら早く部室に来なさいよ。 穂乃果が来なくちゃはじまらないんだからねっ | ||
| 穂乃果、体育館のステージで練習したいって言ってたでしょう? 来週の水曜、確保しておいたから♪ | ||
| みんな、ありがとうーーーっ! 今すぐ部室行くよ~っ! | ||
| (そっか。穂乃果ちゃんの熱意にひきつけられて、 みんなも穂乃果ちゃんのところに集まるんだ) | ||
| ん? 今、何か言った? | ||
| ううん。でも……私も穂乃果ちゃんと同じくらい、 スクールアイドルが好きになれたらいいな! って | ||
| あなたなら、なれるよ♪ 一緒にスクールアイドルきわめようっ! | ||
| うん! | ||