朝香果林/故事/18話 面白いじゃない
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 果林さん、そんなことがあったんだ…… | ||
| 「ほどほど」を学んだって言ってるけど、 果林さんはそんなふうに見えないよ? 撮影のために食事制限だってしてるじゃない | ||
| なにより、スクールアイドルをしている時の果林さんは、 真剣でいつも一生懸命だと思う | ||
| それは……キミに、そしてみんなに出会ったおかげね。 だって、みんな本気なんですもの 1 + | ||
| じゃあ、今話してくれたのは過去の果林さんだね。 今の果林さんじゃない | ||
| だったら、もう過去のことに捕らわれる必要ないんじゃないかな? | ||
| なにが言いたいのかしら? 2 | ||
| やっぱりファンクラブやろうよ。 果林さんの全力のやる気をみんなに見せてほしい! | ||
| でも…… 4 | ||
| 果林さんの熱さ、私が全部受け止めるよ! 全力には全力で応えるから、一緒に上を目指そうよ! | ||
| 全力で応えて……一緒に、上を目指す…… 5 | ||
| 言ってくれたよね、みんな本気だって。 私の熱が果林さんを上回っちゃうかもしれないよ! | ||
| そうね、そうだったわ。初めて会った時からキミは全力だった。 手を抜いたことなんて、一度もなかったわね 6 | ||
| だからこそ、今ここに私がいるんだもの。 ふふ……本当に、キミは面白いわね 7 | ||
| 本気でファンクラブを盛り上げることができたら、 もっと面白くなるよ。私が保証する | ||
| 保証ねぇ~。 もし納得のいかない結果になったら、 どう責任をとってくれるのかしら? 8 + | ||
| そうはならないから大丈夫! | ||
| そうはならないから大丈夫! | ||
| うふふ、自信満々ね 9 + | ||
| 果林さんの好きにしていいよ | ||
| か、果林さんの好きにしていいよ | ||
| へえ、それは面白そうね 10 | ||
| そうまで言われたら……ね。 いいわ、キミの望む通りの私になってあげる 11 + | ||
| 本当? | ||
| もちろんよ。私をやる気にさせたんだから覚悟なさい。 泣き言は聞かないから、そのつもりで 12 | ||
| 任せてよ! | ||
| そうと決まれば、早速始めるわよ。 今日は学校から追い出されるまで、帰れないと思いなさい 13 | ||
| いきなり全力……だけど、そうでなきゃ! | ||
| それじゃ、どういうファンクラブにしたいか、 果林さんの話を聞かせて? | ||
| やりたいことなら山ほどあるの。 今から言っていくから、メモしてくれる? 14 | ||
| 一通りアイディアを出し終わったら、 それを選別してブラッシュアップ。優先順位づけよ 15 | ||
| 果林さんの本気を感じてワクワクしてきたよ! | ||