エマ・ヴェルデ/2人だけのパーティ
< エマ・ヴェルデ
角色 | 文字 | |
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エマさーん、来たよ | |
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はーい、いらっしゃ~い♪ 3 | |
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こんにちは。 わ~、甘い匂いがする。お菓子? | |
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そうだよ。あなたが来てくれるから、準備してたの。 さぁ、入って。今、紅茶をいれるから 4 | |
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ありがとう。お邪魔しま―――― | |
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あははっ、なるほど…… | |
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ん? なぁに? 5 | |
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私を呼んだ理由、こういうことだったんだね | |
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え? わわわっ! ち、違うの! これは…… 6 + | |
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珍しいね、エマさんがこんなに服を脱ぎ散らかしてるなんて。 任せて! 片付け、しっかりお手伝いするからね! | |
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脱ぎ散らかしたわけじゃないよ~っ! 並べてるだけ! 果林ちゃんのパーティのこと、知ってるでしょう? そこに着て行く服を選んでたんだ 7 + | |
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今、自分が持ってる中で、 パーティに着て行けそうな服を全部出してみたの。 でも迷っちゃって……あなたに選ぶの手伝ってもらいたいんだ 8 | |
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あ、そうだったの? でも、そういうのは愛ちゃんや果林さんのほうが 得意なんじゃないかな。私でいいの? | |
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うん。ふたりに頼むことも考えたんだけど…… あなたが選んでくれた服を着たいの 9 + | |
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いつもわたしにぴったりの曲を作ってくれるあなたなら、 きっと、服もわたしにぴったりのものを選んでくれると思うから 10 | |
頑張って選ぶね | ||
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エマさん……ありがとう。 そんなに私を信用してくれてるなんて、嬉しいよ。 分かった、頑張って選ぶね! | |
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うん! お願いします♪ 11 + | |
責任重大だ! | ||
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ひええ、責任重大だ……! パーティにぴったりの服なんて、想像もつかないよ。 みんなのステージ衣装考える時より難しいかも…… | |
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ステージ衣装……なるほど! いざとなったら、それを着て行くのもいいかもしれないね♪ 12 | |
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ひと通り、全部着てみたけど…… どれがいいと思った? 14 | |
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どれもすごくいい……けど、これかな! 最初に着たやつ | |
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このドレスだね。わたしのお気に入りのひとつなの。うふふ♪ あなたもわたしと同じものを好きになってくれたんだね。 嬉しいなぁ♪ 15 | |
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エマさんと同じもの……ふふ♪ 私も嬉しいな。お揃いの気持ちだね | |
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あっ、そうだ、ちょっと待ってて 16 | |
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え? ええっ、エマさん、何して―――― | |
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じゃーん♪ どうかな? 19 | |
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う、うん。すごく綺麗だよ。 でも、どうしてまた着替えたの? | |
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今から、このお菓子と紅茶で、パーティしよう! 20 | |
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今から? どういうこと? | |
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パーティ当日、あなたは用事があって来られないんでしょう? だから、今やるの。 本物のパーティみたいに豪華じゃないけど……だめ? 21 | |
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……ううん。だめじゃない。嬉しい……! パーティ行けないの、すごく残念だったから…… ありがとう、エマさん! | |
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あ、でも、それなら私も、 ちゃんとした格好をしてくればよかったね。変じゃないかな? 今から帰って着替え……てたら遅くなっちゃうし…… | |
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今のままでいいんじゃないかな? 私服でも制服でも、あなたはいつも素敵だよ♪ 22 | |
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そ、そうかな? ありがとう。 でも、次はきちんとした服、着て来るから! | |
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うふふ♪ 分かった。 またパーティをやることになったら、 その時は一緒に、とびっきりのお洒落をしようね 23 + | |
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うん! | |
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さぁ、それじゃ始めよう! わたしとあなた、ふたりだけのパーティ♪ 24 |