秋の味覚を召し上がれ!/第6話
角色 | 文字 |
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エマ | あ、花陽ちゃんたち帰ってきたよ 1 |
花陽 | あれ、みんな早いね 2 |
海未 | いいえ、花陽たちが遅すぎるんです、 一体どこまで行っていたのですか? 3 + |
ルビィ | ちょっと山奥まで…… 4 |
彼方 | え~、山まで行ってきたの? それはお疲れだね〜。ほら座って座って 5 |
ルビィ | ありがとう、クタクタだよ…… 6 |
花陽 | あれ? 海未ちゃん、なんだか濡れてない? 7 |
海未 | ……わかりますか? これでも大分乾いたんですが…… 8 |
ルビィ | なにがあったの? 9 |
海未 | それが実は…… 10 |
海未 | 川で魚釣りをしていたのですが、 足を滑らせてそのまま川へ…… 12 |
花丸 | 川底は滑るからね……。 でも、怪我がなくてなによりずら 13 |
海未 | はい、おかげさまで 14 |
海未 | ただ、せっかくかかった大物に 逃げられてしまったのが悔やまれます 15 |
花陽 | ああ、それは残念だったね 16 |
海未 | でも安心してください、 その代わり彼方が大量の魚を捕ってくれました 17 |
エマ | わあ、彼方ちゃんって、 魚釣り得意だったんだね 18 |
彼方 | 魚釣りは全然だったよ~。お天気がよくて、ついうとうと しちゃってね……。でも、寝ちゃダメだから、寝ないように 捕まえ方を変えてみたの。削った木の枝で、えい、って♪ 19 |
花丸 | えい……? まさか、突いて……? 木の枝って……すごいずら、そんなことできないずら 20 |
海未 | あの集中力は、並大抵のものではありませんよ……。 ひと突きで最低二匹は捕まえるのですから 21 + |
花陽 | ほ、本当にすごい…… それってもう、特技といっていいと思う…… 22 |
彼方 | 思いの外うまくいって、 彼方ちゃんもビックリしたよ~ 23 |
エマ | 秋の収穫祭で、すごい特技ができちゃったね 24 |
海未 | ところで、みんなはどうだったんですか? 収穫はありましたか? 25 |
花丸 | 完璧ずら、みんなお腹いっぱいになるくらい採ってきたよ〜♪ 26 |
花陽 | それなら、私達もたくさん採ってきたよね、 ルビィちゃん♪ 28 |
ルビィ | うん! ホラ見て、大量だよ〜! 29 |
花陽 | それじゃ、みんなお腹も空いてるだろうし、 バーベキューを始めよう〜! 30 |
エマ | うん、みんなでとってきた材料で なにができるかな~ 31 |
海未 | せめて料理で名誉を挽回しなくては 32 |
彼方 | よ~し! 彼方ちゃん、腕によりをかけちゃうよ~ 33 |