絢瀬絵里/故事/6話 お姉ちゃんを好きな人
角色 | 文字 |
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亜里沙 | おはよう、お姉ちゃん |
絵里 | おはよう♪ 朝ごはんはサンドイッチを用意したから、食べておいてね |
亜里沙 | あれ……今日はお休みだから制服着なくていいんだよ |
絵里 | 今日は学校で部活なの |
亜里沙 | そうなんだ、大変だね |
絵里 | ううん、逆よ。今とっても楽しいの♪ |
絵里 | スケジュールの調整も、あの子がよく手伝ってくれるしね |
亜里沙 | あの子? |
絵里 | 実はね、新しく私たちの活動を手伝ってくれる子が来たの |
亜里沙 | えっ……それって、μ'sに新しいメンバーが増えるっていうこと? |
絵里 | スクールアイドルが大好きだからこそ、サポーターとして 私たちが輝けるように力を貸したいって言ってくれているの |
亜里沙 | そっか、スクールアイドルじゃなくても、 スクールアイドルの手伝いは出来るんだね |
絵里 | そう。今までとは違うカタチで、 スクールアイドルと関わってくれているの |
亜里沙 | 今までとは違う…… だから、お姉ちゃんはそんなに楽しそうなんだね |
絵里 | ふふ、そうかもしれない。 これから新しい活動が出来ると思うとつい顔がほころんじゃう |
亜里沙 | お姉ちゃんたちを手伝ってくれてる人がいるんだ……嬉しいな |
亜里沙 | 亜里沙もいつか会えるかな? |
絵里 | そうね、機会を作りましょう。あの子を紹介したいし、 あの子にも私の大切な妹を紹介したいもの |
亜里沙 | えへへ……楽しみ! |
亜里沙 | 亜里沙の好きなお姉ちゃんを好きでいてくれる人だもん。 きっと仲良くなれるよね……♪♪ |
絵里 | まあ……! |
亜里沙 | どうしたの、びっくりして? |
絵里 | べ、別に大した意味はないの。ただ…… |
亜里沙 | お姉ちゃん、顔が赤いよ? お熱あるんじゃない? |
絵里 | だ、大丈夫! 大丈夫だから、安心して |
亜里沙 | じーっ…… |
絵里 | そ、それより! 私ももう学校に行かなくちゃ。 夕方には戻ってくるから、それじゃあ! |
亜里沙 | うん! 部活頑張ってね、お姉ちゃん! |
絵里 | はあ……びっくりした |
絵里 | 私のことを好きでいてくれる人……か |