「高海千歌/エピソード/1話 みかんを救え!」:修訂間差異
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|PLAYER||落ち着いて、千歌ちゃん! 取りあえず、傷口洗おう!<br/>水道、どこかに水道……! | |PLAYER||落ち着いて、千歌ちゃん! 取りあえず、傷口洗おう!<br/>水道、どこかに水道……! | ||
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於 2020年4月4日 (六) 04:52 的修訂
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PLAYER | (綺麗な夕焼けだなぁ。オレンジ色の海と空。 写真撮ろう! 携帯携帯……) |
PLAYER | (……んっ? 何か靴に当たった…… 石でも蹴ったかな……) |
PLAYER | えっ、石じゃない。これ、みかん……? 何でこんなところにみかんが…… |
千歌 | あああ~~~~!! |
PLAYER | ? う、うわぁ~っ! みかんの大群が転がって来たぁ!? |
千歌 | 私のみかんがああ~! うわああ待って~~! |
player | ち……千歌、ちゃん? ど、どうしたの? この大量のみかんって千歌ちゃんのみかんなの? |
千歌 | ああっ、ちょうどいいところに! ごめん、後で説明するから、みかん拾うの手伝って~! |
PLAYER | えっ、わ、分かった |
千歌 | 拾ったらこのダンボールにお願い! |
PLAYER | うん。それにしても、すごい数……うわ、結構遠くまで転がってる |
千歌 | 車道までみかんだらけだよぉ~。 良かった、ちょうど車が走ってなくて…… |
PLAYER | ……ん? 車の音が聞こえるような…… |
千歌 | う、うそっ! 早く拾わなきゃ~~! |
千歌 | はぁ、はぁ……終わった~…… |
PLAYER | 拾い忘れはないね |
千歌 | 車道に転がってた分を拾い終わってすぐに車が来た時は、 危機一髪って感じだったよ~。 みかんの悲惨な最期を見ることにならなくて良かった…… |
PLAYER | 九死に一生だったかな、みかんにとっては |
千歌 | 拾うの手伝ってくれて、本当にありがとう! 無理矢理手伝わせちゃってごめんね。 もしかして、どこかに行く途中だった? |
PLAYER | どういたしまして。 散歩してただけだから、気にしなくていいよ |
たくさんのみかん、どうしたの? | |
PLAYER | それより、こんなにたくさんのみかん、どうしたの? 旅館の食事で出すとか? |
千歌 | 違うよ。家族で食べる分! 知り合いのみかん農家さんが分けてくれたの。 美味しそうでしょ♪ 1個あげる |
ツヤツヤしてて美味しそう | |
PLAYER | それにしても、立派なみかんだね。 たしか、沼津の名産にはみかんもあったっけ。 ツヤツヤしてて美味しそう |
千歌 | でしょでしょ~♪ 美味しいんだよ、ほんとに! ほっぺたぽろぽろ落ちまくりなんだよ! あげる! 食べて♪ |
PLAYER | いいの? ありがとう。 甘酸っぱい、良い匂い…… |
千歌 | 本当は志満姉が受け取りに行くはずだったんだけど、 用事が入って行けなくなっちゃったから、 私が代わりに行ってきたの |
千歌 | でも、帰り道でうっかり転んじゃって…… |
PLAYER | それでさっきの事態になったと。 というか、転んだなら、 千歌ちゃんもどこか怪我したんじゃないの? |
千歌 | え? とにかくみかん拾わなきゃ! って思ってたから、全然気にしてなかったよ。 でもどこも痛くないし平気だと…… |
PLAYER | ……千歌ちゃん、膝、血が出てる…… |
千歌 | えっ。……あっ、 い、いたたたた~っ! 今になって痛くなってきたぁ! |
PLAYER | 落ち着いて、千歌ちゃん! 取りあえず、傷口洗おう! 水道、どこかに水道……! |