イルミネーションナイト/第6話
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| うっ……うぅ、食べ過ぎた…… お腹苦しい~ 1 | |
| 大丈夫? お水もらってこようか? 2 | |
| いらない……何もお腹に入れたくない…… 3 | |
| え~、善子ちゃん、もう食べないの? まだまだお料理、いっぱいあるのに 4 | |
| エマ! なんですか、そのお皿は! そんなに山盛りにして…… ああっ、こぼれてしまいますよ! 5 | |
| 大丈夫大丈夫。お肉のひとかけら、お米のひと粒、 ソースのひと掬いもこぼさないよ。 わたし達の大切な大切なごはんだからね 6 | |
| うんうん♪ 来たからにはやっぱり、 全部の料理を制覇したいずら~♪ 食を楽しむ者としての義務ずら! 7 | |
| は、花丸まで…… 8 | |
| まぁまぁ、いいじゃないの。 今夜は堅苦しいことは言いっこなしよ♪ 9 | |
| それでも最低限のマナーくらいは守ってほしいのですが…… 10 | |
| よーし、このお皿の分を食べ終わったら、 次はデザートに行くよ~♪ 11 | |
| きゃあっ! 12 | |
| え、何!? 真っ暗になったぁ! 15 | |
| 停電かな? 外の明かりはついてるから、 この建物の電気だけが消えてるみたいやね 16 | |
| わっ! 何かにぶつかった……テーブル? 何か壊しちゃったかな……? 18 | |
| みんな、あまり動かないで。 電気が復旧するまでじっとしていましょう 19 | |
| 点かないわね~、電気……。 なんか、会場の空気もピリピリしてるっていうか、 みんなの不安がすごく伝わってくるわ…… 21 | |
| さっきまであんなに明るくて、賑やかで、楽しかったのに……。 電気が点いても元の楽しい空気に戻らなかったらどうしよう…… 22 | |
| そんなのいやだよ。せっかくのパーティなのに。 何かできることは無いかな? 暗くてもみんなに 楽しい気持ちになってもらえる方法、無いかな? 23 | |
| そうは言っても、下手に動き回るのは危険です。 テーブルや、ほかの参加者の方々にぶつかって、 ケガをさせてしまうかもしれませんし 24 | |
| あっ、ダジャレメモ帳持ってくればよかった! 愛ちゃんに教えてもらったの、いっぱい書いてあるのに。 ダジャレなら動かなくてもできるもんね 25 | |
| 却下です。むしろ場が凍ります 26 | |
| 暗いのをいかして怪談でもしようか? 外のイルミネーションが、いい感じに非日常感出してくれてるし 27 | |
| それも逆効果よねぇ 28 | |
| そうだ……歌ずら。歌を歌おうよ! 29 | |
| う、歌? 今、ここで!? 30 | |
| そっか! 歌も動き回る必要は無いよね。 歌うのも聴くのも楽しいし♪ 31 | |
| うん。それに見て、外のイルミネーション。 色とりどりの光が、まるでライブ会場みたいずら 33 | |
| マル達、スクールアイドルだもん。 歌でみんなを笑顔にすることができるはずだよ! この会場にいる人達のことも、きっと……! 34 | |
| 歌は人を笑顔にする……その通りですね。 誰よりも私達が一番知っていることです 35 | |
| これ以上無いくらい、ウチらにぴったりの方法やね 36 | |
| さすがは我がリトルデーモン! こんな妙案を思い付くなんて、主に似て実に聡明だわ 37 | |
| 決まりね。やってみましょう。みんなの不安を吹き飛ばす、 とびきり明るいスペシャルライブを! 38 | |
| (花丸・エマ・希)うん! (善子)ええ! (海未)はい! 39 |