エマ・ヴェルデ/故事/5話 差し出したいもの……
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| あれ? どうしたの? 1 | ||
| 実は、エマさんに相談したいことがあって…… | ||
| 相談? わたしでよければなんでも聞くよ~。 えっと……ここじゃ落ち着かないから、場所変えよっか? 2 | ||
| うん! ありがとう! | ||
| だから私はその方法を試してみたいなって思うんだけど、 エマさんはどう思う? | ||
| うん、あなたの思う通りにやればいいと思うよ? 4 | ||
| ほんと? 間違ってるとか、ツメが甘いとかないかな? | ||
| うーん……わたしはないと思うんだけど、 実際動いてみたらズレが出てくるとか 予想と違ったってことはあるんじゃない? 5 | ||
| それは……そうだよね | ||
| あなたがわたしたちのことをちゃんと考えてくれてるのは、 わたしたちみんなわかってるよ 6 | ||
| そんなあなたが提案してくれるものだったら、 みんなまずは挑戦してみようって思うんじゃないかな 7 | ||
| やってるうちに修正したほうがいいところが見えてくるのは 悪いことじゃないでしょ? 8 | ||
| もっともっといい方にいくための方法がわかるってことだもん 9 | ||
| だから、あなたはあなたの思うようにしていいんだよ 10 | ||
| あなたがわたしたちの味方でいてくれるように、 わたしたちだってあなたの味方なんだから。 なんでもみんなで挑戦して、ダメだったら直していこうよ 11 | ||
| エマさん…… | ||
| ありがとう! | ||
| ありがとう! そう言ってもらえて勇気が出たよ!!! | ||
| ふふっ、元気が出たみたいだね。わたしもうれしくなっちゃう 12 | ||
| 早速みんなに提案してみるね! | ||
| 早速みんなに提案してみるね! | ||
| 手伝えることがあったら、言ってね 13 | ||
| はあ……、やっぱりエマさんに相談してよかった | ||
| この間、エマさんのお部屋に遊びに行った時に ビデオレターを見せてくれたよね? そのときなんとなく感じた感覚って正しいんだなって思ったんだ | ||
| え? なになに? 14 | ||
| 妹さんや弟さんたち、自分たちでできるようになったことを 見せて、心配しないで安心してって言ってたでしょ? あれって、 エマさんと同じことをしてるんじゃないかなって思ったんだ | ||
| エマさんて、自然と人を安心させてくれるんだと思う | ||
| それを見ていた妹さんたちは、 今度は逆に、遠くで暮らすエマさんを安心させたくて あんなビデオレターをくれるんじゃないかな? | ||
| 安心……。安心かあ……そっか、そうかもしれない 15 | ||
| 1人の夜に偶然見た動画で、 わたしは勇気じゃなくて安心をもらったんだ。 それで、その気持ちを他の人にもあげたいって思ったの 16 | ||
| 安心…… なんか、あまりにも当たり前のことすぎて、 全然思いつかなかった 17 | ||
| それはエマさんがもうふつーにできちゃってるからだよ! 私が証明する! | ||
| あなたは、わたしと一緒にいて安心するの? 18 | ||
| 安心するし、自信が持てる。 エマさんて、そっと背中を押してくれるようなそんな感じがする! | ||
| ふふっ、それは褒めすぎじゃない? 安心か…… 当たり前のことだけど、誰もがみんな持ちたい気持ちだよね。 ホッとしてリラックスできる気持ち 19 | ||
| うん、私の目標は、それだね! みんなにホッとした気持ちや 安心をあげられるようなスクールアイドル! いままでで一番しっくりくるよ! 20 | ||
| 今日はあなたの相談に乗るつもりだったけど、 わたしの問題も解決できちゃった! 21 | ||
| あなたはやっぱりすごいよ! わたしたちの一番の理解者だね! 22 | ||