宮下愛/故事/12話 私の言葉、私の気持ち
角色 | 文字 | |
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愛 | う~~~ん、これじゃない感じするなあ。 もっと違う言葉にしよっと。 ……うう~~~~~ん 1 + | |
PLAYER | 愛ちゃん、お茶持ってきたよ。ちょっと休憩しない? | |
愛 | ありがとー! なんか集中力切れかかってたからちょうどいい~。 ナイスタイミング! よっ、さすが我らのぶちょー様! 3 + | |
PLAYER | お褒めの言葉ありがたき幸せ。さあ、どうぞ | |
愛 | いただきま~す! 4 | |
愛 | ほう……これはこれは結構な。なにか隠し味でも? 5 + | |
おわかりですか? | ||
PLAYER | おわかりですか? 愛情をたっぷりいれましたので | |
愛 | それは美味しいに決まってますね? 6 + | |
インスタントですが | ||
PLAYER | インスタントですが、ちゃんとカップをあたためましたので | |
愛 | なるほど…… なんであっためたらおいしくなるのかわからないけど、なるほど 7 + | |
愛 | あはははは! 8 + | |
愛 | ひ~~~、お腹痛い! やめて! なんなの、この意味わからない小芝居! 9 | |
PLAYER | 愛ちゃんがやりはじめたんでしょ? | |
愛 | は~~~~、笑った笑った! なんかぐるぐるしてた気持ちがぱーっと消えていったよ! 10 + | |
PLAYER | 笑うとストレスが半減するとかなんとかテレビで見た覚えが…… あれ? 泣くんだったっけ? | |
愛 | どっちでもいーよ。ほんと、いろいろありがと! 今日だって、歌詞がうまく書けてないアタシのために 家まで来てくれてさ 11 | |
愛 | しかも……もうこんな夜中だし。 明日が休みだからって泊りがけで手伝ってくれて…… ほんとありがと 12 + | |
PLAYER | いいのいいの。 私が出来ることはこうしてお茶いれたり、話を聞いてあげる ことしかないけど、いつでも一番そばで応援してるからね | |
愛 | も~わかってないなあ。それだけですっっごく 愛さんのテンションが上がるっていうか、癒されるっていうか だからありがとうなんだって! 13 | |
PLAYER | そっか。それならよかった | |
愛 | 紅茶飲んだら、もうひと頑張りかな! あとちょっとでできそうな予感するし! 14 | |
PLAYER | うん! 頑張ってね、愛ちゃん! | |
愛 | ……で……できた……! できたよ! 完成!! 15 + | |
PLAYER | やったね! おめでとう、愛ちゃん! | |
愛 | 見てみて! 今の一番正直な気持ち、こんな感じ! 17 | |
PLAYER | …………あははっ、すっごく愛ちゃんらしい! うん、愛ちゃんにしか書けない、歌えない歌だと思う! | |
PLAYER | これならきっと愛トモのみんなも喜んでくれるよ! 頑張ったね、愛ちゃん! | |
愛 | へへ……それもこれもぜーんぶ、ぶちょー様のお陰でーす!! 18 | |
愛 | あはははは! 19 + | |
愛 | ……ふう、君にそう言ってもらえて安心した。 ……でも、あのね? 最後にどーん! って背中を押してもらいたいから…… 20 | |
愛 | この歌、君に一番最初に聞いて欲しい。ってことで! 夜中だから小声だけど、歌うね。 ねえ、もっとそばに行っていいかな? 21 |