矢澤にこ/パフェか、あんみつか
外觀
< 矢澤にこ
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| お待たせしました、 チョコレートパフェと、フルーツ白玉あんみつでございます | |
| わぁ……! 1 | |
| にこさんのチョコレートパフェ、とっても美味しそうですね 2 | |
| そういうしずくはフルーツ白玉あんみつ。 なかなか渋いチョイスね 3 | |
| もうじきお月見ですから。 季節感を大事にしようかと思いまして 4 | |
| それじゃ、早速いただきましょうか 5 | |
| いただきまーす! はむっ! 6 | |
| うーん、とろけちゃう! ベリー風味のチョコレートムースもいい感じね~ 7 + | |
| 白玉あんみつも負けてませんよ。 フルーツと白玉、夢の共演です 8 | |
| ふぅん? そうなんだ? 9 | |
| はむっ! うん、さっぱりとしたのど越し。 あんみつも悪くないわね 12 + | |
| ああっ、私の白玉! にこさん、ひどいです! 13 | |
| 分かってるわよ。わざとやったの 14 | |
| わざと? 15 | |
| しずくはお月見といったら、何を思い浮かべる? 16 | |
| そう……お月見といったら、お月見泥棒よ。 お月見には必ず、お月見泥棒が現れるものなの 17 + | |
| だから私は白玉を盗んだ。 季節感を大事にしたいというあなたに 協力してあげたってわけ! 18 | |
| むーっ! 苦しい言い訳です! にこさんが食べたかっただけですよね! 19 + | |
| まあ……そうともいうわね 20 | |
| にこさんはずるいです…… 私は母からそんなことはしてはならないと、 小さい頃から、きつく言われて育てられました…… 21 | |
| それを平然とやってしまうなんて! 私もいつかやってみたい。 そう思いながらこれまで生きてきたのに! 22 | |
| それは大げさじゃない? 23 | |
| しかし、これは千載一遇のチャンス…… 私も今日ばかりは、お月見泥棒を演じさせていただきます! 24 | |
| あっ、私のパフェ! 25 | |
| はむっ! うーん、まさにパーフェクト! カカオの香りがたまりません! 私、あんみつかパフェ、どっちにしようか迷ってたんですよね~ 26 + | |
| えっ、あんたも!? 27 | |
| じゃあ、にこさんも? 28 | |
| ええ。だったら最初から…… 30 + | |
| シェアすれば、よかったですね…… 31 |