ハイキングでリフレッシュ!/第5話
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| はぁ、はぁ、はぁ…… 絵里ってば、一体どこまで行っちゃったのよ~っ 2 | |
| 全然、見つからないずら…… 3 | |
| こちらの方向に走って行ったと思うのですが…… 4 | |
| ……水の音が聞こえる…… 5 + | |
| 水? ま、まさか……! 6 + | |
| わぁ~、川があるずら。 綺麗な水だね 7 + | |
| 絵里……まさかこの川に落ちたのでは…… 8 + | |
| どうだろうね…… 流れは速いけど、深さは全然……ん? 10 + | |
| あー! いた! 岩場のところ! 11 + | |
| ……み、みん、な……? 13 | |
| 絵里……! 良かった、無事だったのですね! 14 + | |
| 絵里さん、大丈夫? 何か怖いものでも見たずら? 15 | |
| ち、違うの。周りが暗くて、ちょっと怖くなっちゃったの。 そんな時、すぐそばの茂みが勝手に揺れたから、 一気に怖さが膨らんじゃって…… 16 + | |
| そういえば、絵里は暗いのが苦手でしたね。 すみません、気付けなくて…… 17 + | |
| ううん。私こそごめんなさい。 勝手な行動をして、みんなに迷惑をかけちゃったわ 18 + | |
| 茂みが揺れたって、何かいたの? 絵里の叫びで全然気付かなかったんだけど 19 | |
| あー、あれ、野良猫だったよ~。 茂みから出てきたの、ちらっと見たんだ~。 写真も撮ったけど、見る? 20 | |
| あの状況でよく写真撮る余裕があったわね…… 21 | |
| ね、猫…… 22 | |
| 熊や野犬じゃなくて良かったずら~ 23 | |
| そうですね。さぁ、絵里も無事に見つかったことですし、 元の道に戻りましょう 24 + | |
| 私達、どっちから来たんだっけ 26 | |
| た、多分、向こうかと 27 | |
| 必死だったから全然覚えてないずら…… 28 | |
| わーお。遭難? 29 | |
| み、みんな、本当にごめんなさい……! 31 | |
| 絵里、気にしないでください。 大丈夫です、ちゃんと戻れますから 32 | |
| ねぇ、ちょっと休んでいかない? 結構走ったし、体力回復してから道を探しましょうよ 33 | |
| そうですね……。 ここで一旦休憩にしましょう 34 |